異呆人

ノンフェータルなペシミズム

そんなこんなで何度目かの転職活動

個人的にショッキングなプロジェクトの中止があり、これまでも何度か耐え難きを耐え、忍び難きを忍んできたつもりだったが、さすがに腹に据えかねて、もう本当に会社を辞めてやろうと思っている。

どうしようかな、などとのんびりしたことを考えていた状況から急転。

TVCMなどでお馴染みの某ハイクラス求人をうたう転職サイトに登録し、矢継ぎ早に来るエージェントからの連絡を受けて何件か登録したり、自分で応募したりしている。

私はわりと決めるまでに時間をかける方ではあるが、決めてからの行動はかなり早い。

失敗するにせよ、成功するにせよ、やると決めたからにはやれるだけのことをやるタイプである。

 

家族がいて、一定程度の収入を確保しないといけないため、今まで利用していた第二新卒クラスが使うような転職サイトより少し想定年収が高めのサイトに登録してみたが、私自身はとてもハイクラスと言えるようなキャリアはない。

せいぜい、ミドルクラス。

掲載されている求人の中には、応募の必須要件すらとても満たせないようなものも多い。

それでも、要求されるレベルをクリアできるものもちらほらあり、それらは総じて私が求める待遇はクリアしていたりする。

本当に応募して通るなら、なかなか良い話がごろごろ転がっている。

 

いくつか登録したエージェントでも、「あなたのキャリアなら」と出された求人は、私が贅沢を言うのでなければ、良い話が多かった。

概ねネックになるのは、私が妻の実家に同居する予定があるため、転勤できないということだったりする。

収入も現状以上だし、そこまでハードワークだったり過度な成果主義はなさそうだし、福利厚生なども一般的な企業と同等以上。

そう考えると、今の会社で8年ほど勤めてきたことや、そこで収めてきた成果などは、それなりに評価されるものなんだなと、しみじみ感じたりしている。

私自身はいまだに、第二新卒みたいな感じで今の会社に入社した当時から、少し毛が生えた程度のつもりでしかない。

やっていることはそれなりに重要だとは思っているが、それは小さな会社にいるからたまたま回ってくるお鉢であり、世の中という大海では取るに足りないものなのだろうなと勝手に思っていた。

しかし、久しぶりに職務経歴書という形で紙に書き出してみると、やっぱりそれなりのことはしてきているし、「ちょっと話を聞いてみたい」と思われるくらいではあるらしい。

パッと見て無理めだと思う企業に書類を出しても、意外と通過していて自分自身で驚いている。

 

もちろん、今の会社にだって、まったく未練がないわけではない。

やり切れていない、やっておくべきだと思うことはたくさんある。

苦楽を共にしてきた仲間もいる。

別に辞めるなんて言ってはいないが、常々「朱天さんがいなかったらと思うと…」と言われることも多い。

それでもやはり、面白くないと思いながら仕事をするよりは、少しは面白いと思いながら仕事をしたいし、少しでも良い待遇、あるいは将来的に待遇が良くなると思われる環境で仕事をしたい。

家族がいれば、なおさらだなと最近は思う。

子供がいれば、将来的にも費用はかかるし、なんだかんだ言っても、ちょっとした贅沢ができる方が妻も機嫌は良い。

今回は、妥協せずにできるだけ100点に近いところで決められたらなと思う。

私が気持ちの面で我慢するなら、今の会社に居続けるという選択もないわけではないから、無理をする必要もないし。

 

とりあえず、転職活動でいろいろ話を聞くのが面白いなと思っている。

「自分がこの会社に入ったら何ができるか?」と考えることは、今いる会社で何ができるか考えることと違って新鮮で良い刺激にもなる。

新型コロナウイルスの影響で経済が収縮しており、労働市場の受給も売り手側に多少厳しくなりそうなのが気になるところだが。

焦らず、手早く、まずは情報収集と最初のワンアクションといきましょうかね。