異呆人

ノンフェータルなペシミズム

「老後資金2000万円」の話と布石

前回の記事の投稿が10日少し前で、その前の記事もそこから10日少し前だから、相当に更新頻度が落ちてるなと思う。

読む専門。

スターが相変わらず付けられないバグがあって、サイレントに皆様を応援させてもらっている。

ブログの更新について言えば、書きたいことがないわけではない。

タイトルを付けただけで中身が書けていない記事もあれば、途中まで書いていて止まってしまっている記事もある。

単に時間がない。

結婚したばかりの頃も時間がないなと感じたが、出張時の移動時間やホテル泊の夜の時間などを使ってブログは書けていた。

今はほぼ毎日出社する生活で、朝6時半頃には家を出て、22時近くに帰宅する生活を続けている。

通勤時間が唯一の自由時間だと言っていい。

しかしながら、どうやら私は落ち着いた状況でないと文章が書けないらしい。

乗り換えなどある状況だと思考が途切れてしまうし、一度途切れると書き始めから読み直して書き継いでしまう。

文章の流れを大事にしたいので、どうしてもそこが妥協できない。

そんなことをしていたら時間が全然足りないし、そんな中途半端な状況では書きたいことがあってもモチベーションが上がらない。

そんなこんなであまり記事が書けていない。


最近だと、金融庁が作成した報告書のいわゆる「老後資金2000万円」問題などが気になっていた。

FPの資格も持っているし、そういう仕事もしていた人間からすると、「2000万円」という金額は突飛でも盛り過ぎでもない。

生活費の平均と貰える年金の平均を考えれば妥当な数字である。

「2000万円」が問題だと言われているのはその金額が大きいからではなく、平均で議論するのが雑で要らぬ誤解を与えるからである。

例えば、手取り月収が30万円くらいの人に「60歳以降、どのくらい生活費が欲しいですか?」などと聞いたりすると、だいたいが「今と同じくらい」と答えたりするのである。

すごく雑に貰える年金が月20万円だとすると毎月10万円も持ち出すわけで、20年生きたら2400万円のマイナス収支になる。

その上、「年2回くらい旅行に行きたい」とか、「子供の結婚資金くらい準備してあげたい」とか言うのだから、大体は3000万円近くの老後資金が必要だとなるのである。


もちろんこの仮定はあくまで希望であり、多くの人というのは、生活レベルを落としたりなんだりして、あるだけで何とか生きていくのである。

退職金が1000万円くらい出る人ならそれも計算に入れられるだろうし、持ち家の人なら生活費は賃貸の人より少なくて済む。

これからは定年も伸びるだろうし、退職しても健康ならアルバイトくらいできるかもしれない。

私はあの「2000万円」が問題だと言われることの方が問題ではないかと思う。

「老後はこんな生活を送りたいな」というビジョンがあれば、「2000万円」が高いか低いかなどはすぐわかるのである。

別に定規で線を引くようにきっちり計画を立てろなどとは言わないが、まったく考えもしない人が多いのではないだろうか。

たぶん生きていくだけなら何とかなるだろうから、別に無理に考えなくてもいいとは思うが、何か成したい望みがあるならそれ相応の計画を立てて準備をする必要がある。

金融庁からすれば、少しドラスティックな内容にして国民に危機感を持ってもらおうとしたのだろうが、揚げ足取りにあってしまった感じだろうか。

平均の話だとか仮定の話だとかいう但し書きはあっただろうし。


ちなみに、私の会社は今のところ退職金がない。

制度そのものがない。

経営が軌道に乗ったら作られるのだと思うが、設立から10年といくらか経ってもまだ悪戦苦闘しているので、しばらくは期待できなさそうである。

退職金というのは概ね勤続年数に応じて貯まっていくものだから、制度ができたときにすでに何年も務めている人は遡って計算してくれたりするのだろうか、それとも「ここから計算します」となるのだろうか、などと取らぬ狸の皮算用をしてみたりしている。

まぁ現状では無いのだから、私はそれを見越して将来の生活費を貯めておかなければと思っているのだが、妻があまりそういう話をすることに積極的でない。

ネガティブな話題だし、お金の話がそもそも苦手なのだと思う。

だから私は自分でコツコツと貯蓄をしている。

貯蓄タイプの保険を使ったり、積立NISAを使ったり。

たかが知れてはいるが。

所詮は安月給のサラリーマンである。


仕事はまだまだ落ち着きそうにない。

4月の会社の体制変更に伴うイレギュラーな仕事の終わりがようやく見え始め、本来やるべき仕事に来月くらいから取り組めそうになってきたところ。

いわば、まだ本題に入れてすらいない。

いくつかミッションを与えられているのだが、最優先でやることがいくつもあり、とても手をつけられる状況にない。

会社自体は状況の把握もできていないので、とりあえずやるべきことがどれくらいあるか整理して提示したら、派遣社員を1人雇ってもらえることになった。

手を動かす仕事を減らして、もっと頭を使う仕事をしろという話である。

こんな状態なのでブログの更新は少し疎かになるかもしれないが、ときどきこれくらいの雑な文章を投げて繋いでおきたい。

書きたいことはある。

それが書けるようになるまでの、いわば布石としての記事である。


そうそう、あと、子供の成長を見守るのがなかなかに楽しい。

3ヶ月くらいで寝返りをうつようになり、4ヶ月を迎えた先日、少し這って進むようになった。

なんというか、昨日できなかったことが今日あっさりできていたりして目が離せない。

早生まれなので、周りから「小さいうちは同じ学年でも他の子より遅れるから大変だよ」などと散々言われるのだが、それに反発するかのように成長している。

他の子と比べてどうだとか、そんなことどうでもいいではないかと私なんぞは思うのだが、そういうことを気にする人は存外多いらしい。

テストの点が良かろうが悪かろうが、足が速かろうが遅かろうが、生きていけたらいいのである。

社会的成功が幸福を保証するわけではない。

そういう理屈には多くの人が賛意を示すわりに、いざ我が事となるとやはり勉学とか仕事とかお金とか言い出すのである。

私はそんなものにとらわれずに生きていける強い人間に育ってほしいと思うが、果たしてどうだろうか。

まぁ何を考えるにもまだまだ先の話ではある。