異呆人

毒にも薬にもならない呟き

ただの仕事の愚痴なので読み飛ばしてください

仕事のやる気が出ない。

もともとあったのかと聞かれるとそんなこともないのだが、主体的に何かしようという気持ちが失せている。

それは会社の置かれている状況と多分に関係するのだが、それを通り過ぎても見通しが立たないことが、より無力感を増幅させる。

今期は会社として大きな転換点を迎える予定で、それ以前に新規の顧客を増やしてしまうと、後々面倒なことになってしまう。

じゃあ新規開拓をしなくていいかというとそんなこともなく、ノルマ的なものはあるわけで、やっても良いことはないし、やらなくても良いことはないという状況である。

しかもその転換点を迎えるにあたっては当局折衝が必要で、たぶん大丈夫なようだがはっきり大丈夫ですとも言えない。

だから出来る準備というのも限られていて、少なくとも一個人に出来るようなことは何もない。

会社としてその転換点の先のことをしっかり考えてくれているなら良いのだが、そのあたりも「どうしたらいいと思う?」みたいな状況で、私からも意見はあれこれ言っているのだが、具体的に何か動いている素ぶりはない。

いつもそうだが、意見を集めるわりにはそれが反映されない。

それから、動くのが遅い。

ずっと言っているのだがずっと変わらないので、匙を投げたくもなる。


そのわりに社長は「主体性を求める」みたいなことを言い出す。

出来ることがないのだから、主体性もへったくれもない。

それを慮って、直属の上司が営業全員をチーム分けし、それぞれにテーマを与えて調査・分析するような企画を始めた。

各自で調べ物をすることで営業全員のレベルアップを図ると同時に、それを定例の会議で発表させ、退屈な会議にディスカッションを持ち込もうという考えである。

私も上司の意図を聞いて賛同し、チームリーダーにされたのでレジュメ的なものを作ったのだが、初回のオリエンテーション的な発表を終えると、どうも様子がおかしいなと思った。

どうやら上司が考えたその企画を、社長が捻じ曲げているらしい。

それぞれに発表してその内容について皆でディスカッションするはずが、社長を始め上司一同が聞いて論評する形式になっていた。

それだと意味がない。

私の発表内容も、業界歴の浅い営業員のボトムアップを図るために、基礎的な内容を多分に含んだものにしてあったのが、「会社のこれからを考えるようなものにしてほしい」とか言われ、テーマとまったく違うものを求められた。

しかも発表は全3回の予定だったので2トピックスとまとめの構成にしてあったのに、「もっと幅広い内容を扱ってほしい」とか言われる。

資料作成と発表の時間があればいくらでもやるが、こちらは通常業務の傍ら片手間でやるのである。

そもそもあんたのためにやる発表ではない。


さらに発表を経営陣一同が採点し、優勝チームには社長と豪華な会食が行われることになった。

その発言があったあと、別の意味で一同がざわめく。

いやだって、そんなもの罰ゲーム以外の何でもない。

食事は何を食べるかより、誰と食べるかの方がはるかに重要である。

「金は出すから好きなもの食ってこい」なら喜ぶだろうが、社長と一緒ではバカ話をするわけにもいかない。

どこぞの予約の難しい高級レストランだとかなんだとかで(興味がないので覚えていない)、社長は「俺のポケットマネーで」とか自慢げだが、自己満足甚だしい。


いろいろ考えて上司とも打ち合わせをし、トピックを2から3に増やし、内容を少し浅めにした。

手持ちの情報とネットで拾える程度の情報をまとめたものにしかならないので不本意だが、満足いく仕上がりにするのもバカらしくなってきた。

その内容で第1回の発表を終えたのだが、最終的にトピックを3から4に増やすことになり、さらに発表内容を社員研修で使える資料としてまとめることになった。

しかもテーマのタイトルが変わることになった。

文字通り、最初の目標がどこに行ったのかわからない。

私は何のために発表全体の流れをレジュメにしたのか。

「広く深く調べてほしい」とか言われたが、全然言ってる意味がわからない。

もはやギャグである。


人手のいる調べる部分は他のチーム員に頼むのだが、まとめる作業は私がやることになる。

本来、彼ら彼女らの勉強を兼ねての企画なのだから、そこを任せられる状況にない。

そもそも通常業務の傍ら調べてもらうのだから、あまり力を入れられて通常業務が疎かになる方が困る。

しかも最後に追加されたトピックに至っては、チーム員どころか社内見渡しても私ともう1人くらいしか作れない内容のものである。

作るのは構わないが、発表とは別にしてしっかり作らせてほしいと言ったのだが、その意見は通らなかったようである。

上司はだいぶ気を遣ってくれているが、彼自身も自分の企画が違った形で進んでしまっていることに頭を抱えているので、あまり責めるわけにもいかない。


やる気を出してもがいているわけではないのでストレスフルではないが、適当にいなしていても、めんどくさ過ぎてモヤッとする。

しかもそれだけいろいろ要求してくる社長の期待に応えて資料を作っても、無事なら来年にはまた社長交代で彼は親会社に戻るはずである。

で、また新たに親元からやってくる何も知らない社長に対して、同じように滔々と説明を繰り返す羽目になる。

上司にそんな愚痴を言ったら「その通りだけど、どうしようもないでしょ」と言われた。

バカらしいなぁ。

という愚痴。