異呆人

毒にも薬にもならない呟き

初めての海外旅行 〜パース⑥〜

6日目、実質的に最終日。

この日は夕方のフライトで日本に帰ることになっていたので、15時にはホテルに集合しなければならない。

ほとんど観光できないので最後にどこに行きたいか妻に聞くと、キングス・パークに行きたいというので、そこでのんびりすることにした。

バスに揺られながらキングス・パークまで。

妻は花粉症が酷いと言って辛そうだった。

ちなみに後日談になるが、妻はインフルエンザに罹っていた。

B型だったから熱もほとんどなく、なんとなく怠い程度だったようである。

おそらくこの日くらいには、すでに発症していたのだろう。

 

余談だが、ちょうどこの時期にゴルフのプロツアーがパースで行われていて、泊まったホテルに日本のプロ選手が宿泊していた。

私もあまりゴルフに詳しい方ではないが、朝食会場で宮里優作選手を見たときは流石に気づいた。

ウチナーンチュの顔をしているからね。

声はかけられなかったけど。

あと小平選手もいた。

 

土曜日のキングス・パークは家族連れで賑わっていた。

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こんな感じの芝生の場所で木陰を見つけ、寝転がってただぼーっとしていた。

無駄を贅沢と言ったのは誰だったか忘れたが、そういう意味では最高に贅沢な時間だったかもしれない。

ゴロゴロしていたら、ピナクルズを案内してくれたガイドさんと出会った。

私たちが1日目に体験した市内観光のツアーを案内していたようである。

帰りはその人に空港まで送ってもらう予定だったので、「また後で」なんて言葉を交わす。

私たちにとっては非日常だが、あのガイドさんにとっては日常なのだろう。

日本人だが、ガイドをする前はオーストラリアの東側の牧場で働いていたらしい。

人の数だけ人生があるという当たり前の話。

 

昼食は公園内のカフェで。

私はハムチーズクロワッサン的なものとコーヒーを頼んだ。

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瓶入りのコーヒーなんて初めて見た。

でかでかと「COLD BREW」と書いてある通り、水出し。

スッキリしていて美味しかった。

先にコーヒーを持ってきてくれた店員が「ご注文の品は以上ですか?」と聞いてきたのを、ろくに聞きもせずに「OK、OK」とか言ってたら、妻から「OKじゃないよ!」とツッコマれた。

笑い話。

存分にパースの雰囲気を堪能してからホテルに戻った。

 

帰路の詳細は省略。

行きと同じシンガポール経由でシンガポール航空で帰った。

機内ではずっとビデオゲームテトリスとかやってた。

ネタといえば、経由地のシンガポールの手荷物検査で、某化粧品会社の慰安旅行の集団がいて、その中のおばちゃん1名がペットボトルの水を没収されるときに「$2もしたのよ!$2!」と懸命に抗議していて、「水、ダメ!」と日本語で怒られているのを見たくらい。

ああいう厚かましい人間はどうやって製造されるのだろうか。

あと、祖母の訃報をメールで受け取ったのもシンガポールだった。

これは別の記事でも書いたこと。

 

全体として、とても楽しい新婚旅行となった。

新婚旅行が楽しかったというより、パースがとても良い街だった。

乾燥していて温暖な気候がいい。

中心街は都市でありながら、少し離れると緑豊かな場所や綺麗な海がたくさんあるのも素晴らしい。

移民の街でもあるので、雑な英語でもなんとか通じるのがありがたい。

開放的な雰囲気がいい。

今でもときどき思い出しては、また行きたいなぁと思ってしまう。

そんなことを考える自分に少し驚きを感じる。

 

そういえば昔、合理的ではっきりものを言うし、人とぶつかることを厭わない私に「日本が合わないんじゃない?」と冗談で言う人たちがいたが、もしかしたらそうなのかもしれないと、これまた冗談で考えてしまう。

まぁ人生にはタラもレバもないから、日本でこうやって駄文を打っている人生が私の運命で、私らしいということなのだろうとは思う。

起こらない未来は、起こるはずのない未来。

でも、妄想するのは自由だし、タダである。

もし自分が結婚する前にこの土地を訪れ、一切を日本に置いて移住しようと試みていたら…

白飯3杯分くらいのオカズにはなりそうである。