異呆人

毒にも薬にもならない呟き

初めての海外旅行 〜パース⑤〜

5日目。

この日は1日自由行動。

ツアーを入れてもよかったが、妻がどうしてもコアラ抱っこがしたいとのことで、西オーストラリアでは唯一それができるコフヌ・コアラパークというところに行くことになった。

まずはバスに乗ってパース駅まで。

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開放的な駅舎。

パース駅を始点に5路線くらい走っているらしく、初日に行った港町フリーマントルにも電車で行くことができるらしい。

とりあえずは切符を買うのだが、日本で言うところのsuicaのようなものがあるらしいので、みどりの窓口的なところで相談。

しかし理由は忘れてしまったが作れないとのこと(1日しか使わない予定だったからか、デポジットを考えたら切符の方が安いからだったか…)。

仕方なしに自動券売機で切符を購入。

駅員に切符を見せ、目的のアーマデール駅に行くにはこれでいいか聞いたら、それでは足りないと言われてしまった。

西オーストラリアの鉄道はエリア制で、エリア1、2といったように分かれていて、そのエリア内なら同じ切符で行ける。

ガイドブックを見てそのエリアを判断したのだが、ちょうど目的の駅がエリアの境界線上で、曖昧な地図を読み間違えていたらしい。

交換できないかと聞いたら、もう1エリア分を追加で買うように言われた。

割高だが仕方ない。

切符を買い直して乗車。

 

列車は空いていた。

通勤渋滞を緩和する目的で作られたが、駅まで行くのに結局車を使わなければならず、あまり利用されていないとガイドさんが話していたのを思い出す。

スマホで大声で通話する人がいたり、イヤホンから音を漏らしまくって音楽を聞いている人がいたりで、車内マナーというのはないらしい。

あと、自転車を載せて輪行している人がたくさんいた。

列車の作りも自転車を載せやすいようになっている。

駅まで自転車で行き、自転車ごと電車に乗り、目的地からはさらに自転車で移動する。

それはそれで楽しそうな通勤だなと思った。

駅からはタクシーを使った。

バスを使おうかと思っていたが、ガイドさんに相談したらタクシーの方が早いし楽だと勧められた。

駅はほぼ無人駅だったが、それなりに利用客はいるようで、タクシーが数台待ち構えていた。

コフヌ・コアラパークへ行きたいと告げると、運転手は黙って車を走らせる。

目的地までは10〜15分くらい走ったように思う。

決して駅から近くはなかったので、バスだと結構戸惑ったかもしれない。

 

そして目的地のコフヌ・コアラパーク。

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すごくチープで地方の動物園感が半端ない。

どうでもいいが、ここに至るまでの入り口の門の閂がうまく開けられなくて、タクシーの運転手が笑いながら手伝ってくれた。

入園料が$15、コアラ抱っこは$30だったと記憶している。

コアラ抱っこは最後にとっておくことにして、まずは園内散策。

入ってすぐのところに、オウムたちがいてお出迎え。

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「ハロー、ハロー」と頻りに挨拶してくる礼儀正しい奴。

「喋るんだね〜」なんて妻と話していたら、近くにいた子供連れのご婦人が「私たちもう遊び終わったからよかったらどうぞ」と、餌に使うポップコーンをくれた。

喜んで妻と餌をやる。

そんな中、1羽だけ、あげてもあげても落としてしまい上手に啄めない奴がいた。

不憫に思って掌にポップコーンを乗せてあげようとしたら、手の肉ごとごっそり持っていかれた。

不覚。

なんとなく予想はしてたんだけどね。

持っていた絆創膏で応急処置を迫られた。

 

園内にはほとんど放し飼い状態の動物たちが闊歩していた。

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エミューとか。

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ポニーとか。

他にも孔雀だとか豚だとかモモイロペリカンだとかが、自由を謳歌していた。

ふれあいたいだけふれあえる。

あと、柵で囲われているエリアにはカンガルーやワラビーがいた。

ちょうど飼育員さんが餌をあげる時間だったらしく、「どうぞ」とパンを手渡された。

店で並んでいそうな普通のパンである。

ちょっとチーズとか入ってる。

これ、どこぞのパン屋の廃棄だろ、と心の中でツッコミながら、カンガルーってパン食べるの?と疑問に思いながらあげてみる。

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まあ、普通に食べてたけど。

可愛い。

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ワラビーも喜んでパンを食べていた。

可愛い。

 

あとはワニとかダチョウとかヤギとか、いろいろいた。

一通り見終わった後で、お待ちかねのコアラ抱っこ。

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私はさほどコアラを抱きたいわけではないし、$30もするので妻だけ。

プロテクターみたいなものを着けて、ユーカリを食べさせて夢中になっているところを抱く。

10kgだか20kgだかはあるらしいので結構重いらしい。

コアラを抱く妻の写真を撮っていたら、飼育員さんが「一緒にどう?」と言って2人の写真も撮ってくれた。

平日で客が少なかったせいかもしれないが、親切。

口コミなどでは良い評判ばかりではなく、確かに綺麗な動物園ではなかったが、日本では体験できない面白い体験ができたという意味では行って良かったと思う。

受付の人にタクシーを呼んでもらい。

再びアーマデール駅まで。

アーマデールで遅めの昼食をとった。

微妙な時間だったので、チェーン店らしいカフェでサンドイッチ。

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と言っても、このボリューム。

ポテトをチップスにするかクリスプにするか聞かれてチップスと言ったのだが、クリスプが出てきたことはご愛嬌。

別にどちらでもよかったので、文句も言わずにそのまま食べた。

 

ホテルに戻り、妻が疲れたというので昼寝をし、しばらくするともう時刻は夕方。

今度は夕食の時間である。

特に食べたいものもなかったので、下調べもせず街をブラブラした。

ちょうどお祭りのようなものをやっていたらしく、金曜の夜でもあったので、街はとても賑やかだった。

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夕暮れのスワンリバー。

こんな場所が身近にある環境で仕事ができたら最高だなと思う。

実際、仕事上がりにスーツでフェスの会場に向かう男女がたくさんいた。

妻があまり賑やかなのを好かないので、どこで夕食にしようか散々悩み、駅の近くまで移動して適当なレストランに入った。

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なんの料理だかわからずに入ったら、どうもタイ料理店だったらしい。

パースは本当にいろんな出身・人種の人がいて、その数だけこういう飲食店の種類もあるようだった。

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タイ料理ならお供はビール。

 

ほろ酔いで店を出たら、街はすっかりフライデーナイトに染まっていた。

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老若男女が酒を飲み、歌い、踊る。

気候などの影響もあるだろうが、開放的で明るい雰囲気が心地よい。

駅前では大道芸をやっていた。

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最初は遠目に眺めていたのだが、「入場無料だから入っていきなよ」とスタッフのお兄さんに言われて間近で見学。

とびっきり面白いわけではないが、シュールで結構好きだった。

そんな感じでパースでの最後の夜が更けていく。

いや、いいな、本当に。

なんのしがらみもない頃に来ていたら、本当に移住を試みたかもしれない。

 

続く。。。