異呆人

毒にも薬にもならない呟き

初めての海外旅行 〜パース①〜

2月に新婚旅行に行っていた。

旅行先は西オーストラリアのパースである。

式は昨年の夏に挙げていたので、新婚旅行と言うには少し遅い。

どうせ行くならオーストラリアが夏の時期に行きたかったというのが、旅行を遅らせていた主な理由である。

それはこのブログでも何度か書いていたりする。

 

旅行記を書きたいなとずっと思っていて、実行できずにいた。

理由の1つは時間がなかったというだけなのだが、もう1つはさほどメジャーな旅行先でないので、私を知っている人が書いた記事をうっかり見たら、簡単に本人だと特定されるだろうということである。

まぁさほどアクセスは集めないだろうし、別にバレたからって大きく困ることはないのだが、密かな楽しみが密かでなくなることには残念な思いがある。

そもそもブログを書くことにした理由の1つが、匿名性の低いSNSでは思ったことをそのままは書きづらいからだったし。

そんなこんなで思い悩んだのだが、やっぱり書くことにした。

書きたいことを書けないなら、それもやはりブログを書いている意味がなくなる。

 

さて、私は海外旅行に行くのは初めてだった。

めんどくさいというのが主な理由である。

どうせ旅行に行くなら近場の温泉地でのんびりしている方がいい。

膨大な時間とお金をかけて、わざわざ言葉も通じないところに行く必要はないだろうと思っていた。

だから今回の旅行には些かの不安もあった。

出張が多い仕事の都合で旅慣れてはいるが、さすがに海外となれば勝手が違う。

わざわざパスポートを作り、豪ドルの両替を済ませても、直前まで行きたくない気持ちでいっぱいだった。

 

当日は自宅から電車で2時間半ほどかけて成田空港まで。

成田なんて、たまにLCCを使うときしか利用したことがない。

とにかく遠い。

そして腹痛に襲われる。

JRの車両なら長時間乗るような列車にはトイレがあったりするのだが、残念ながら京成線にはないようだった。

飛行機に乗る前にライフが0になりそうな勢いである。

なんとか堪えて無事空港に到着。

 

空港ではまずJTBのカウンターに行った。

今回の旅行はツアーを申し込んでいた。

初めての海外旅行を自分で手配するだけの能力はない。

パッケージになっているものならお任せてしていればいいので楽である。

それから申し込んでいたレンタルwifiを受け取りに行った。

電話は国際電話になってしまうのでさすがに使えない。

wifiさえあればLINEやメールで簡単に連絡が取れるので便利である。

 

ツアーには行きの成田空港でのラウンジの利用券がついていたが、ほとんど利用する時間がなかった。

国際線って、出発時間に対して搭乗時間が早い。

出発時間の2時間前なんて、えらく早い時間に集合させられるなと思っていたが、搭乗口までもかなり距離があったし、実際には余裕のないジャストくらいの時間だった。

勝手がわからないなら、指示には素直に従っておくものである。

それでもせっかく無料チケットがついているのだからと、ラウンジでコーヒーを一杯だけ飲んで搭乗口へ向かった。

搭乗口に着くと、ちょうど搭乗案内が始まっていた。

 

そこからは片道12時間近い長旅である。

経由地のシンガポールまで7時間ほど、シンガポールから目的地のパースまで5時間ほど。

もちろんエコノミー。

妻は飛行機に乗るのが人生2度目とのことだったので緊張していたが、乗ってみればなんのことはないようだった。

航空会社はシンガポール航空だったが、サービスはとても良かったように思う。

機内食もまあまあ美味しかったし、マメに飲み物を注ぎにきてくれた。

機内食は和食と洋食があったのだが、ちょうど私の手前で洋食しかなくなってしまった。

そのことについて、後ろのおばさんがガヤガヤ言っていた。

鬱陶しかったのはそのくらいである。

シンガポールまではずっと本を読んでいた。

妻が持ってきていた「知っておきたい簡単な英会話」的な本と、仕事関係のwebマーケティングの本を読んだ。

そうしているうちに夕方にはシンガポールに到着。

 

シンガポールでのトランジットは短かった。

そして蒸し暑かった。

空港のスタッフの対応がぞんざいだった。

なんだかいかにも東南アジアという感じ。

バタバタと飛行機を乗り換えた。

日本からシンガポールまではほぼ満席だったし日本人の添乗員もいたのだが、シンガポールからパースまでの飛行機は日本人はほとんどいなかったし乗客もまばらだった。

本を読み切ってしまったので、普段は見ない映画でも見ることにする。

新しいブレードランナーを見た。

 

空港に着いたら入国の手続きがいろいろ。

パスポートのチェックがすべて写真とカメラによる顔認証なのには驚いた。

小さな空港だったが、進んでるなと思った。

空港まではツアーに帯同してくれるスタッフが迎えにきてくれていた。

若い日本人の女性だった。

同じタイミングでツアーで来ていた日本人がもう1組。

社会人1年目か2年目くらいの若い女性3人組だった。

ちなみにこの3人組は、帰国するまでほとんどの旅程をともにすることになる。

 

パースに着いたのは夜の11時。

街はとても静かだった。

パースは中心街の一部を除いて、寝静まるのは早いらしい。

店も17時くらい、遅くても21時頃には皆閉まってしまうそうだ。

広い道路に戸建てや商店が点在する様は、いかにも欧米という感じもしたし、日本の郊外も似たようなものだなという気もした。

ホテルのある中心街までは空港から車で20分ほど。

偶然にも、飛行機で一緒だったシンガポール航空のスタッフが同じホテルだった。

「さっき同じ飛行機でしたよね」みたいな会話を拙い英語で交わす。

 

ホテルはツアーで選べるものの中で真ん中のランクだったパン・パシフィックにしたのだが、とても綺麗で良いホテルだった。

アメニティも充実しているし、部屋が広かった。

メルマガ登録みたいなものをすると毎日600mlのミネラルウォーターがもらえ、これが旅行中非常に助かった。

朝が早く、到着も遅かったのですぐに眠りにつく。

写真も何もない移動だけの1日。

それでも海外旅行が初めての私にとっては新鮮な体験が多く、結局これだけダラダラ長い文章になってしまった。

 

続く。。。