異呆人

毒にも薬にもならない呟き

デュエルエクスマキナ日記 〜アモ魂論争とセシャトと新弾カードについて〜

twitterでは割と話題になっていたアーモロートの魂葬祭の是非。

思うところはあるのだが、あまり騒がないのが大人の対応かなと思って静観していた。

が、思うところはあるわけで、ちょっと熱も冷めてきたようだし、この場を借りて個人的な意見を述べておく。

 

まずアーモロートの魂葬祭云々の前に、最近そのアモ魂を入れて流行っているバーンアヌビスについて述べておかなければならないと思う。

メフィスト環境のバーンアヌビスとメシーカ環境のバーンアヌビスは、まったくの別物である。

私は今の環境でバーンアヌビスは使っていないが、対戦してみて思うことがある。

メシーカのバーンアヌビスが積極的にライフアドバンテージを取りに行き、あわよくば6,7ターン目に壺を並べてフィニッシュにかかるのに対し、メフィストのバーンアヌビスは盤面をしっかり抑えてからフィニッシュのためにアモ魂や壺を投げる。

コントロールバーンとでも言うべき動き方である。

だからメシーカ環境ではあり得なかったセクメトの殺戮を採用しているタイプを見かけるし、デッキによってはアメンまで入っていることもある。

非常に防御的で、私がコントロールイシスを使っていても、相手が序中盤はアヌビスGPでライフルーズするため、殴り合うとバーン側がライフアドを取れていないことも多い。

これはアグロの速度が上がったメフィスト環境において、デッキ構築上必然とも言える。

序盤にライフアドを取ろうと思っても、相手が速すぎて間に合わなくなる。

 

アモ魂に対するヘイトがにわかに高まってきたのは、再びバーンアヌビスが台頭してきてからだと私は思う。

イズモや海洋のフィニッシュに採用されたときは、そこまでやいのやいの言われなかったはずである。

つまり現状のアモ魂に対するヘイトは、コントロールに対するヘイトとまったく同種のものだと思う。

自分がやりたいことをさせてもらえず、挙句マスクとアモ魂で顔面を潰されてお終いというゲームに嫌気を感じるのである。

だからナーフだなんだとか、ガチャ運頼みだとか言われるのである。

カードがそういう風に作られている以上、それを有効活用するデッキを作るのは当然である。

これはアメンやセクメト殺戮、セシャトに対しても同じ。

ましてそれで本当にゲームが終わるようなカードではない。

いわゆるメンコ的にゲームがひっくり返る状況を作るために、せっせこせっせこ細かい作業を積み重ねるのがコントロールである。

アモ魂も、なんなら実際に使ってみればいい。

アモ魂が勝ち筋のデッキだってそこまでべらぼうに強くないし、対戦してみても勝てないデッキではない。

 

閑話休題

最近、セシャトのヘイトがさらに上がっているように感じる。

ルクソールが台頭すると大体そうなる。

多くの人は殴り合って負けることは良しとしても、変化球的に盤面を抑えられて負けることは嫌なものらしい。

プロ野球のオールスターで、直球勝負をしないことが男らしくないと責められるようなものだろうか。

これは勝手な想像だが、セシャトって「ミニアメン」だと思う。

アメンの右腕的な設定なので、単体ドレインという能力なのかなと。

それと「測量神」という設定に即したサーチ能力(メシーカという未踏の地を探索する設定)が融合した結果、とんでもない爆アド秘書が生まれたのではないだろうか。

だからメフィストで登場した記録器も、本当はドレインにするのが筋なのだろう。

まぁバランス上、軽量ドレインなんて壊れカードにしかならないものは、当然作れなかったわけだが。

 

そもそもメフィストはアグロ強化に動いたエキスパンションである。

メシーカ環境のトップメタはコントロールトールだったと思うし、なんだかんだで数が多かったのはコントロールイシスだったと思う。

メフィストでは環境をかなりアグロ寄りにしながら、アグロに対する回答が各領域に与えられている。

アスガルドにはブラギ、トリニティには審問所、ルクソールには記録器である。

(オリンポスとイズモはそもそもアグロ系だし、それぞれハルパーと手裏剣がある)

(あとブラギは軽量除去というよりほぼ確定除去として使われてしまっているので、これもいろいろあるが)

その性格上、記録器のコストを上げてドレインにする選択肢はない。

中途半端なドレインにしたら、トリニティのマスティマの誘引と同じになる。

だからダメージで落ち着けるしかなかったのだろう。

 

別にセシャトをナーフするなというつもりはない。

バランスを壊しているならナーフすべきである。

ただセシャトをナーフするなら、たぶん設定上ドレイン能力とサーチ能力は外せないだろう。

アメンともどもユニットのHP以上にドレインできない設定にするか、思い切って5コストにするかだと思う。

私はどちらでもいいというか、どうでもいい。

それが運営の判断なら、それで活躍できる、勝てる、もしくは楽しいデッキを作るだけである。

 

新弾のカードについてもいろいろ意見はあるだろうが、ある程度はテストをしてリリースされるのだろうから、今の段階で極端にどうこう言うことはないと思う。

たとえナーフ相当の強カードであったとしても、それで環境が壊れてプレーヤーが減ったとしても、それがまあ歴史というか趨勢というかである。

ゲーム自体が楽しくなくなってしまう可能性もあるが、本当に好きなのならギリギリまではなんとかして楽しもうという姿勢を見せてほしい。

ちなみに私はテュール全盛期でも、AT0のユニットを並べてバフを許さないようにしながらイシスGPとユニットで防御して、終盤にまくるというコントロールイシスを使っていた。

ベリザリオやミョルニルが入ってきてそれでも勝てなくなったし、そこまでしろという訳ではないが、そうやってなんとかして好きな勢力を使おうと工夫することは、それはそれで楽しかったものである。

 

ちなみに、これまでDXMでナーフされてきたカードのほとんどはニュートラルだったと記憶している。

これはナーフによって領域のパワーバランスを極端に変えないためだと思う。

例外はテュール(あとハデスGP)。

あれはそれだけ壊れていたということ。

基本的にエキスパンションによって強い領域と弱い領域ができてしまうことは仕方ないと思う。

そしてそれはエキスパンション毎の新カードで調整されるべきものだとも思う。

現に一番不遇だと言われたイズモは、メフィストで一躍トップメタの仲間入りを果たした。

そう、だからきっとトリニティがトップメタになる日も来る。

たぶん。