異呆人

毒にも薬にもならない呟き

ワイドショーって見ていて胸糞悪い 〜日馬富士の暴行問題について〜

いつも時事ネタはほとぼり冷めるというか、熱がなくなってから書くことにしていて、もうこのネタもそろそろいいかなとか思い始めている。

私は尋常でない猫舌なので、食べ物もすっかり冷えてにっちもさっちもいかないくらいがちょうど良い。

さておき、我が家では妻が朝、ワイドショーを見たりする。

私の中でのニュース番組とワイドショーの違いは、コメンテーター的な人がいるかいないかである。

つまりフジテレビでいうと、めざましテレビはかろうじてニュース番組だが、特ダネはワイドショーということになる。

私はTVがあまり好きではないのだが、中でもワイドショーは特に好きではない。

というか、嫌いである。

専門家が専門知識に基づいてコメントするならまだしも、いわゆる知識人と言われるような人たちが自分の見識を述べることに、いかほど意味があるだろうかと思ってしまう。

そんなもの、私がこのブログでやっていることと同程度ではないか。

まぁ私は知識人ですらないが。

 

そして、本題の相撲界と世間を騒がせたニュースである。

一言で片付けるなら、そんなもの手を出した人間が悪いに決まっている。

相手が怪我をしたら傷害罪である。

マナー違反とかそんなレベルではなく、単純に犯罪行為である。

相手がどれだけ礼儀知らずで程度の低い人間であったとしても、殴ってはいけない。

だから殴った日馬富士が悪い。

横綱という相撲界を代表する立場にいながらそんなことをしたのだから、引退することになっても文句は言えまい。

基本的にはそれだけである。

殴られた側の貴ノ岩が、報道されているように注意されている最中にスマホを弄り出すような程度の低い人間であることと、それとは別問題である。

どっちが悪いとかそんな話ではない。

貴ノ岩が程度の低い人間で、殴った日馬富士が犯罪者であるという、どっちも悪いような構図である。

報道から知り得る範囲だけでものを言うなら、貴ノ岩日馬富士も擁護するに値しない。

 

それでもって貴乃花親方の対応がどうだとか、白鵬が止めに入ったか入らなかったかとか、力士同士が酒席を共にすることはどうなのかとか、そんなことはどうでもいい話である。

外野の人間が電波に乗せてまでとやかく言うことではない。

少なくとも、貴乃花親方は警察に被害届を出しているので、社会的に最低限度の対応はしている。

もっと言えば相撲協会の役職者なのだから、協会にも速やかに報告すべきだったろう。

まぁそれは今後どうするか、身内でしっかり考えたらいい話である。

八百長問題があってさほど年月の経っていない状況なので、部屋の違う力士同士が和気藹々とするのもどうかという意見もあるだろう。

李下に冠を正さず。

疑われるようなことはすべきではないが、オフの時間の過ごし方くらい好きにさせてやれと思わんでもない。

相撲が神事だとか、いやスポーツだとか、いろんな人にいろんな考え方があるだろうが、概ね相撲を見ている人間というのは、土俵の上で裸でぶつかり合っている力士たちの決闘を見るのが好きなだけなのだ。

AI不正問題で揺れた将棋界のときも同じようなことを書いた気がするが、これで落ちた評判を取り戻すには土俵の上の戦いを面白くするしかない。

 

そんな程度の内容を、進展がどうだとかで連日TVで捏ねくり回すワイドショーの存在意義ってなんなのだろう。

そしてそれを見てる人間ってなんなのだろう。

妻は何をどう思って見ているのかは知れない。

あまり興味はなさそうで、流れるニュースにコメントの一つもしない。

だったらTVなんぞ消せばいいのにと思うが、たぶん賑やかしでつけているだけなのだろうから、私がどうこう言って消させるほどのことでもない。

こんな感じでなんとなくチャンネルを合わせてしまう人間がいるから、どれほどワイドショーの質が悪くても「数字取れてる」で続いてしまうのかもしれない。

 

そんなどうでもいいニュースが多い中、将棋の羽生さんが永世7冠に到達したという話題はとても良かった。

本当に凄い。

将棋でもなんでもそうだが、その時々に強い人というのはいる。

しかしどんなものでもそうだが、単に強いことより、強くあり続けることの方がはるかに難しいのである。

こんな感動的なニュースがもっと増えればなぁと、くだらないニュースを見るにつけ思ってしまう。