異呆人

毒にも薬にもならない呟き

ひたすら卵焼きを焼く

今週のお題「お弁当」

 

syuten0416.hatenablog.com

 

弁当に関しては以前にこんな記事を書いていた。

この通りである。

違うことがあるとすれば、結婚して妻の分まで弁当を作るようになった。

それだけだろう。

と言っても、毎日作るわけではない。

出張ではなく出社する日、なおかつ外回りをしない日しか作っていない。

そんな日など、週に1、2日だけである。

だからそこまでの負担感は感じていない。

 

作るときは朝5時に起きて作る。

通勤に1時間半近くかかり、朝は6時過ぎくらいの電車に乗るのでそうしている。

弁当を作り、自分の朝飯を作り、後片付けをして、日によってはゴミ捨てをしてから家を出る。

意外と時間はない。

だから大したものは作らない。

以前は夕飯の残りを詰めていたりもしたが、二人で暮らすようになってからは多めに作ることが少なくなったので、夕飯もほとんど残らなくなった。

冷凍食品とウインナーを焼いたりと、あとは卵焼きを焼くだけである。

 

リンクを貼った冒頭の記事にも書いてあるが、数年前、友人と合羽橋を散策した時に卵焼き用のフライパンを買った。

それほど料理が好きでもない友人で、なぜ合羽橋だったのかは今もってわからない。

ただ一緒に行こうと言われ、断る理由がなかったから付いて行っただけである。

私は欲しいものなど何もなかった。

しかし調理器具を見るのは面白かったし、合羽橋まで行って何も買わずに帰るのが勿体無い気がして、卵焼き用フライパンとコースターを買ったのだった。

フライパンはテフロンだかダイヤモンドだか忘れたが、丈夫な加工がしてあり傷つかないし、食材がくっつきにくいらしい。

実際使ってみると確かに使いやすく、以前から頻繁に使っている。

 

結婚してからそのフライパンの出番が増えた。

卵ならいつも冷蔵庫にある。

作るのに時間もかからない。

食材費も安い。

だから私が作る弁当には必ず卵焼きが入っている。

甘い卵焼きも好きなのだが、ご飯に合うようにだし巻き風にする。

卵に白だしを加えて混ぜ、ごま油を引いて焼く。

ごま油の香りが香ばしく、口に入れるとしっかりダシの味が感じられる。

我ながらなかなかのものだと思っている。

 

職場で食べるときは自分のデスクで食べている。

休憩スペースで食べるのがマナーではあるのだが、うちの会社は社員の8割くらいが女性で、男性はランチを外食する人が多いため、休憩スペースに行くと女性に囲まれてしまう。

放っておいてくれて1人弁当を食べることになるならいいのだが、おそらく興味津々の女性陣からああだこうだ話を振られたり、質問責めに合うことが容易に想像できる。

だから総務の許可を得てデスクで食べている。

愛妻弁当ですか〜?」

「いえ、自分で作ってます」

「えぇ〜、すご〜い!」

みたいなやり取りを繰り返すことになるなんて、考えただけで気恥ずかしくて拷問である。

 

同じ部署の人たちはすでにそのやり取りを済ませているので今さら何も言わないのだが、先日後輩から「朱天さん、いつも卵焼きですよね」と指摘された。

バカの一つ覚えみたいに卵焼きばかり焼いているから当然である。

でも弁当の卵焼きは私にとってとてもコスパのいいオカズだし、やはり慣習的に弁当に卵焼きというのはなくてはならないものだと思うのである。

もしかしたら、合羽橋で買ったこのフライパンには「弁当の卵焼きを作り続ける呪い」がかけられているのかもしれない。

すごく地味で、困ることもない呪いだが。

 

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