異呆人

毒にも薬にもならない呟き

北朝鮮の核実験について思うこと

表題の通り。

もう状況は次のステージ、つまりより緊迫した状況に変わったなと感じる。

少なくとも報道で得られる情報の範囲では、核ミサイルをぶっ放せる段階には入っていそうだ。

この場合大事なのは、実際に戦争になったときにどちらが勝つとか負けるとかではなく、いや負けるのは間違いなく北朝鮮なのだが、イタチの最後っ屁みたいにミサイルを撃たれたら、日本や韓国は甚大な被害を被るということである。

本当に水爆レベルの威力なら、都道府県単位で都市が1つ壊滅するレベルだろう。

じゃあ何もしなければいいかというとそういうわけにもいかず、このまま状況が進めば北朝鮮は核保有国となって抑止力を手にするし、そうなった後の交渉というのはより難しくなる。

もちろん北朝鮮も自国の壊滅を承知で戦争を仕掛けて来たりはしないだろうが、あれだけ好き放題した国にみすみす有利な交渉をさせてしまうのも腹立たしい。

つまりグダグダしている間に、もうにっちもさっちもいかない感じになってしまったと言える。

 

じゃあ、どこかのタイミングで先制攻撃でもして北朝鮮を壊滅させておけば良かったのかというと、それは正解でもあり間違いでもあると思う。

それによって変わるのは被害の程度でしかない。

そして結局、正義というものが立場によって異なるエゴイスティックな価値観でしかない以上、それが良いことかどうかもわからない。

身も蓋もない言い方をすれば、どうしようもなかったのだろう。

そもそも北朝鮮は経済協力が欲しいのである。

つまり、ナイフを突きつけて「金を寄越せ!」と言っているに等しい。

それに対して「二度としないと約束するなら、見逃してやるし金も少しはやる」と言ってきたのが日米韓である。

結果、「わかった」と言った北朝鮮に裏切られてきている。

まずもって国の体制がアレでは、ちょっとばかり金が入ったからって、国の状況は良くなりようがないのだが。

 

今の北朝鮮を見ていると、戦前の日本のようだなと思う。

それをして考えると、追い詰められて、あるいは勘違いによって、一戦交えようと先制攻撃を仕掛けてきても不思議ではない。

日本が真珠湾を急襲したように、どこぞにミサイルをいきなり飛ばされるかもしれない。

そうなれば距離的な問題や現代の軍事技術を考えると、日韓が受ける被害は真珠湾の比ではないだろう。

パトリオットって、どれくらいの精度で撃ち落とせるのだろうか。

アメリカはミサイルの迎撃実験に成功したとアピールしているが、日本とアメリカでは北朝鮮までの距離が違う。

先日のミサイル発射も事前に兆候を掴んでいたようだが、どこに撃たれるか予測し、準備して撃ち落とすのは至難だろう。

 

先日のミサイル発射のときはJアラートとかがけたたましく鳴ったらしく(私のスマホは無反応だったが)、世間でも大層物々しく報道されていた。

ただし日本の上空をミサイルが通過するのは初めてではないので、あれで驚くくらいなら日本人の危機意識というのはそんなものだということだろう。

津波警報が出ても、火災ベルが鳴っても、「どうせ大したことないでしょう」と逃げない人間と同じレベルである。

まぁ、だからどうしろと言うわけでもないが。

騒ぐだけエネルギーの無駄だなと思うだけである。