異呆人

毒にも薬にもならない呟き

タイムパフォーマンス

syuten0416.hatenablog.com

 

新人の後輩と引き継ぎで同行営業をした。

1泊2日かけて彼に任せるエリアを回った。

翌日、会社に出社すると、同僚が「何件回ったの?」と後輩に聞いていた。

「1日あたり5〜6件くらいです」と後輩が答えると、同僚が「Uさんと違ってハードでしょ、朱天さんは」と言って笑った。

Uさんはベテランの営業マンだが、時折サボるというか、楽をしようとする悪癖がある。

当日の朝行けばいいものを前泊したり、2泊3日くらいの旅程で行くのに合計で5件くらいしか訪問してなかったり。

上司ももう少し厳しく言えばいいのだが、Uさんがどうにも憎めない人柄なのと、上司より古参の社員なので言いにくいというのがあるようである。

そんなUさんは教えたがりなので、新人くんを喜んで連れ回す。

新人の彼からすれば、明らかにありがた迷惑である。

今回の同行営業はさほどハードではなかったはずだが、そんなUさんと比較されてしまうとハードに見えてしまうだろう。

 

冒頭に昔の記事を貼り付けたが、私は仕事においてスピードを重視する。

時間あたりの成果を重視すると言い換えてもいい。

同じ「1日」出張するなら、出張費がかかっているのだから、たくさん訪問する方がコストパフォーマンスが良い。

別に出張に限らず、普段の事務作業でもそうである。

同じ「1日」事務作業するなら、できるだけたくさん数をこなせた方がいい。

量と質がトレードオフになるなら、できるだけパフォーマンスが最大になるようにすればいい。

90点の仕事を2つするより、80点の仕事を3つした方が点数は高い。

80点の仕事を3つするより、70点の仕事を4つした方が点数は高い。

70点の仕事を4つするより、60点の仕事を5つした方が点数は高いが、場合によっては維持すべき最低限の質、あるいは好ましい質というのは存在する。

そこはそれぞれの業務内容を踏まえて判断していけばいい。

 

私は自分の能力の本質もタイムパフォーマンスにあると思っている。

私は頭の回転が早い。

ものを覚えたり、習得して再現するのが早い。

それはとても便利な能力ではあるのだが、早いだけで到達できるレベルが高いわけではない。

私のやっていることというのは、突き詰めれば、時間をかければ誰でもできることである。

だから私が他人より高い生産性を保持し続けるためには、他人より一歩先んじ続けるしかない。

知識や技術の幅を広げ、対応できる範囲を広げ、つまりオールラウンダーになってワンストップで課題を解決できる人間になることが、私が比較優位を保つ数少ない方法なのである。

器用貧乏であり、便利屋でもある。

 

ということで、時間を圧縮して行動し続けるので、概ね忙しくし続ける羽目になる。

結局、例の大きな仕事はなくなったが、その穴を埋めるための新しいプロジェクトのまとめ役をすることになった。

それと並行して自分の仕事を進めたり、あと事務作業としてシステムのマニュアルを作ったり、そのシステム開発に関する助言をしたりしている。

本当に、地味に忙しい。

最近、仕事に対するモチベーションは低下している。

あまりに戦況が悪い。

概ね、経営層の判断が遅いことが影響している。

自分の力ではどうしようもないレベルのことで、目の前の戦況が刻一刻と悪化するのを見ている他ないというのは、なんとも言えない無力感に包まれるものなのである。

いっそ、今の仕事を辞め、妻の実家の近くで仕事を探し、義父と同居するのもアリかなと思っている。

いわゆるマスオさんである。

妻も義父も喜ぶので、八方丸く収まる。

給料は下がるだろうが、家賃がかからなくなるし食費はシェアできるので、トータルでの収支は改善するだろう。

 

まぁ、もうなんでもいいよ。