異呆人

毒にも薬にもならない呟き

ブラックホールと恥じらい

この記事を書いている時点で梅雨はまだ開けていないが、すっかり夏の趣である。

暑い。

そして暑くなってくると、女性の服装の露出が増える。

おっさんとしては、眼福に与れてありがたい限りである。

生足も鎖骨も二の腕も、人によっては背中やヘソまで無料で拝める。

いやきっと、太宰治あたりが今の時代にタイムスリップしたら、鼻血を流しながら新しい小説を一本書き上げたかもしれない。

官能小説家なんかに転向されたら、それはそれで面白いだろうが、文壇の損失とやらになるのかもしれない。

 

先日、新幹線に乗っていると、隣に若い女性が座った。

リクルートスーツのような格好である。

どこぞの会社の新入社員だろう。

席に座ると、カバンからパンフレットを取り出して読み始めた。

私はその筋の人でもあるので、レイアウトをパッと見ただけで金融商品のパンフレットだとわかる。

どこの会社だろうなとチラと見ると、某大手生命保険会社のパンフレットだった。

博多から東京に向かう山陽新幹線である。

何か研修があった帰りだろうか。

少し疲れている雰囲気でもある。

 

そのうち、うつらうつらとし始めた。

眠ろうと思ったのか、パンフレットを閉じてカバンにしまう。

そして靴を脱いで、膝を折りたたみ、脚を座席の上でくの字に曲げた。

正座を崩したような座り方である。

座席の上に脚を上げるマナーについて云々言うつもりはない。

私が気になったのはスカートの裾である。

膝上の丈のタイトめのスカートでそんな座り方をすると、姿勢が崩れるのに合わせて裾がせり上がってくる。

それをときどき起きては手で直したり、押さえるような仕草をするのだ。

乗車中ずっとその調子だったので、気になって仕方なかった。

エロオヤジと言われるなら、喜んで認めよう。

 

この季節、短めのスカートを履く女性が多い。

電車でも、向かいの席の女性の膝から上などはとても気になる。

デルタゾーンにブラックホールがある。

もちろん何が見えるわけでもないし、見えないように手で押さえたりしているのだが、私にとっては見えないこと、秘されていること、「見せませんよ」という恥じらいを含んだ意思表示そのものがエロティシズムなのである。

だから何も見えないにもかかわらず、ブラックホールに視線が吸い込まれる。

これは物理的な現象としてやむを得ないものと推測される。

 

あと、白のTシャツはいかんよね。

透けないとか言っても、やっぱり透けるから。

あまりピッチリしたものだと、ブラのラインが透けたりもするし。

これもはっきり見えないのがいいのである。

見えないからこそ、想像の余地がある。

これも夏の風物詩、暑い季節の楽しみ方と思っていただきたい。

 

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