異呆人

毒にも薬にもならない呟き

まずは家を買おう

今週のお題「家飲み」

 

最近、会社の同僚と家飲みをよくする。

私と同年代の同僚だと、「家を買いました!」みたいな人が結構いて、まぁお披露目みたいな感じでお邪魔したりする。

私はあまり人に気を遣わないタイプなので、お宅訪問することは楽しくて好きである。

特に他人の家というのは、まったく違う価値観で構成されていて、見ていて面白いなと思う。

なんというか、プライベートが透けて見える感じが面白い。

 

例えば、家の壁がシールでデコレーションされていたりする。

我が家も賃貸ながら剥がせるシールで妻が好き勝手飾っているのだが、やはり価値観が違えばデコレーションの趣きも違うもので、「あぁ、こんな雰囲気もいいなぁ」と感じさせてくれたりする。

あとは家人の趣味の品が飾ってあったりして、普段わからない同僚の素顔が垣間見えることもある。

その趣味が自分の趣味と重なっていたりすると、話が弾んで普段より仲良くなれたりする。

お宅訪問なんて、家飲みの機会でもなければしないので、親睦を深める良い機会である。

これはもちろん、最低限許せる人間性を備えた相手であることが前提条件だが。

死んでもお宅訪問なんてしたくない相手も、世の中いたりするものである。

 

あと、家族ぐるみの付き合いになるのも楽しい。

同僚の奥さんや旦那さんと話をする機会など、普通に仕事をしていたのではあり得ない。

家飲みになるということは、パートナーなどの家族もOKしているということである。

中には「ごゆっくり」と別室に移ってしまう人もいるが、一緒に飲んでくれたりすると楽しさも増す。

ある同僚の奥さんは、うちの会社のメンバーと飲むのが楽しすぎて、同僚本人より奥さんが「次はいつ遊びに来てくれるの?」と言うほどである。

そういった気の置けない友人として家族ぐるみでお付き合いできたりすると、また新しい価値観と触れ合えるのでいい。

 

同僚と家飲みするときは、いくつか皆で約束事を設けている。

一つは、料理は基本的に外で調達すること。

お邪魔するお宅で作ってもらうのは家人の負担になる。

公平な費用負担もできなくなるので、厚意で準備してもらうちょっとした酒の肴程度のものを除けば、料理やお酒は買うことにしている。

もう一つは、紙皿と紙コップを準備すること。

これも料理と同様だが、お邪魔するお宅に負担をかけないためである。

エコノミーでもエコロジーでもないが、片付けるときはゴミ箱に放り込めば済むので楽チンである。

まぁ、たまの家飲みの機会くらい、多少資源を浪費したっていいだろう。

費用はどうせ安く上がる。

まぁあまり安く上がるからと油断していると、意外とコストがかさんでいることもあるが。

 

家飲みするにはそれなりのスペースが必要なので、なかなか一人暮らしの部屋では催しづらい。

だから今のところ、結婚している同僚の家で開催されている。

私も結婚したので、「次は朱天さんの家で〜」なんて言われていたりする。

ただし、我が家は会社から片道1時間半とかなり遠い。

会社帰りに開催することは、ほぼ不可能だろう。

しかも椅子とかテーブルが、それほどたくさんの人が来ることを想定して準備されていない。

今のところ、せいぜい4人までが食事できる程度である。

食事用のテーブルとは別に、リビングにソファとローテーブルを置くスペースがある家が羨ましい。

そう考えると家飲みのハードルというのは、家人の許しを得るなどのソフト面より、ハード面の方が高いかもしれない。

腹を割った付き合いも、まずはお金のかかるところからというのは、なんとも世知辛いことではあるが。