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異呆人

毒にも薬にもならない呟き

「YES/NO枕」の意義

エロ

結婚生活を送り始めて、早1ヶ月半ほどになる。

家事配分は私の比重の方が大きいのだが、その方が効率が良いし、私が好きでやっているので特に問題は感じない。

また細かな生活習慣の違い、例えばバスタオルやハンドタオルをどれくらいのスパンで替えるか、洗濯物の畳み方がどうかなどの問題はあるが、その程度ならお互い譲歩し合えばいい。

さほど現状に不満はない。

 

強いて言うなら不満というか、夜の営みの回数について少し悩んでいる。

もともと付き合ったいたときは、月1回か2ヶ月に1回程度だった。

遠距離というほどではないが、お互いの住んでいるところが電車で2時間ほどの距離だったので、そうそう彼女が私の部屋に来るということがなかった。

彼女は実家暮らしで義父は堅い人でもあるので、極力外泊も避けていた。

誕生日やクリスマスなどのイベントの際は、妹の部屋に泊まると言っていたようである。

もちろんバレているだろうが。

この1,2ヶ月に1回という回数は私にとっては少なく感じられたが、私もまぁ何がなんでもというほどではなかった。

別に自分で処理していれば事足りると思う類の人間である。

 

同棲を始めた当初半月ほどは、週2回くらいはしていた。

何と言うでもなく、自然な流れで、である。

というより、妻のちょっかいに応じていたらそうなった。

しかし半月ほどしてから、セックスの最中に痛がるようになった。

話を聞いていると、どうもサイズのミスマッチのようである。

付き合っていたときから圧迫感があって苦しいと言うことはあったが、ストレートに痛いと言われたのは初めてだった。

本人は否定したが、もしかしたら以前からそうだったのかもしれない。

これ以上濡らすのは無理な状態だし、解決策など慎重に動くくらいしか思いつかない。

難儀な話だが、合わないものは仕方がない。

 

それから自然と回数を減らして、週1回するかしないかくらいになっている。

私からすると、どうも気を遣う。

それ以外のことでもそうだが、はっきり言うように伝えているのに、妻は我慢する癖がある。

私がセックスしたいと言えば、多少気乗りしなくても応じるだろう。

それは私としては不本意である。

気乗りしているかいないかは、始めてしまえば反応を見ればわかる。

しかし、始めてしまったなら収拾をつけるのが難しいのが男の性である。

できればそんな事態は初めから避けたい。

 

だからそもそも、私は妻が甘えてきたときにだけするようにしていた。

そうすれば概ね外さない。

しかし最近は甘えてきても、ただイチャイチャしたいだけなんだなと思わされることも増えてきた。

ただ触れていればそれで十分、という奴である。

これはなかなか男には理解しづらいのではないだろうか。

ベッドの中でイチャイチャされれば、そのまま抜き差しならぬ状況に持ち込みたい、と言うか、抜き挿ししたいのが男の性である。

 

そんなことを考えていたら、あの「YES/NO枕」という代物が頭に浮かんだ。

「新婚さんいらっしゃい」で有名な、例のアレである。

私はずっと、アレはジョークグッズだと思っていた。

そんなもの雰囲気でわかるだろう、あるいは直接伝えればいいだろうと。

しかし気分の問題だけならともかく、生理の日だってあるわけである。

ちょっと盛り上がってしまってから、「今日はちょっと」と言われるより、最初からわかっている方が良いには違いない。

そう考えると、あの「YES/NO枕」という奴は、実はもの凄く意義のある理に適ったアイテムなのかもしれない。

しかし自らアレを買うのはなぁ。

それこそジョークと思われかねない。

 

ただ最近そうかもしれないと思っているサインがある。

それはベッドに入って甘えてくるときに、電気がついているかどうか、である。

以前は明るいのを恥ずかしがって絶対に電気を消していたが、最近はつけたままするようになっている。

どういう心境の変化かわからないが、私はよく見えるので明るい方が良い。

反対に電気を消してから甘えてくるときは、イチャイチャしてそのまま眠りたいときのようである。

よく観察していると、そのような傾向が見られる。

 

個人的には、できれば週2回はしたい。

これまでは回数に不満があっても自己処理できたが、今はそういうわけにもいかないのである。

さすがに妻の前でAVを見る気にはならない。

こんなことをグダグダ考えているくらいなら、それこそ「YES/NO枕」でも買った方がいいかもしれない。

ある日それがベッドに置かれていたら、妻はどんな顔をするだろうか。