異呆人

毒にも薬にもならない呟き

婚姻届の書き方

先日、入籍した際、当たり前ながら婚姻届を書いた。

再婚者が増えているという昨今のデータからすると、何度も婚姻届を書く人もいるのだろうが、一生に一度しか書かない人が多いことには変わりないだろう。

結婚式に関する具体的なアドバイスはいろんな人からもらったのだが、婚姻届を書くことについてアドバイスをくれた人はいなかった。

結婚する際に通らなければならない関門としては必須で、結婚式よりはるかに多くの人が経験することになるはずなのに。

その作業の地味さゆえ、人々の意識の中で置き去りにされるのだろうか。

私はこの婚姻届を書くという作業に苦戦した。

私個人の事情ゆえでもあるのだが、同じ轍を踏む人がいないよう、メモとして残しておく。

 

①婚姻届がいる

当たり前だが、用紙が必要である。

役所に行けばタダでくれるし、ゼクシィなどを買ったら付録になってたりするらしい。

最近はオーダーメイドでお洒落な婚姻届を作ってくれるところもあるらしい。

出して終いの手元に残らない書類をお洒落にしてどうするのかと思うが、写真に残したりして思い出にするようである。

まぁ男性にはわかりづらい感覚かもしれない。

悲しい思い出にならないことを祈るばかりである。

 

さておき、役所でもらうなら役所に行く手間と時間が必要だし、発注するなら納期が多少かかる。

入籍日を結婚記念日にする人の中には、覚えやすい日にちを選んで入籍する人もいるそうだが、余裕を持って準備した方が良い。

間に合わなければ、せっかく考えた日にちを変える必要が出てくる。

私たちは義父の希望で大安に入籍したが、大安ならいつでもよかったので焦りはなかった。

あと役所でもらうなら、少し多めにもらっておくことをお勧めする。

書き損じは訂正印等で対応可能だが、あまりグチャグチャになるとみっともない。

私はそんなこと気にしないのだが、妻は折り目がつくことさえ嫌がる几帳面さを発揮したので大変苦労した。

特に女性は結婚に関してセンシティブな人が多いと思われるので、気をつけてあげてほしい。

 

②戸籍謄本がいる

この事実を私は知らなかった。

本籍地と居住地が一緒の人は、婚姻届を取りに行くついでに戸籍謄本を取ればいいと思うが、私は本籍地が居住地でないどころか実家ですらない。

郵送で依頼して取り寄せる必要があった。

請求用紙を印刷して記入し、返信用封筒を切手を貼ったりして作り、印紙だが証紙だかを買って同封するという作業は、思いの外めんどくさかった。

こちらも郵送依頼なら日にちがかかる。

早めにやっておくと安心である。

実家が遠くても本籍地が実家なら、親に取ってもらって送ってもらうこともできるだろう。

 

③証人に記入・押印してもらう、ついでに捨印をもらう

婚姻届には証人の欄があるので、親などに記入してもらう必要がある。

もし両家の親にそれぞれ証人になってもらうとすると、婚姻届があっちこっち移動して忙しい。

しかも互いの親が近くに住んでいるならいいが、遠方であれば書類をやり取りするだけでも時間がかかる。

そういった手間と時間も考慮する必要がある。

 

それから証人欄の欄外に、捨印をもらっておくことをお勧めする。

婚姻届はまがりにも公的書類なので、訂正する際は訂正印が必要である。

提出時に書類不備を指摘された場合、自分たちの欄であればその場で訂正印を押せばいいが、証人欄であれば証人にもらわなければならなくなる。

親が一緒に婚姻届の提出について来ることはないだろうから、そうなれば持って帰らなければならなくなる。

そんなめんどくさいことをしないでいいよう、あらかじめもらっておく訂正印が捨印である。

金融機関に提出する書類などでも捨印欄はよく見かけるが、あれと同じである。

これがあればその場で間違いを正すだけでよく、訂正印は不要になる。

持ち帰りになってせっかく決めた入籍日が流れてしまえば、それが火種でケンカになりかねない。

 

④時間に余裕を持って役所に届け出る

私は転居の転入と同時に入籍した。

何度も役所に出向くのが面倒だったからである。

あと、本籍地を新住所でなく私のこれまでの本籍地にし、妻の戸籍をそこに入れた。

これはいろいろ家庭的な事情があってのことである。

他に実印登録をしたり、住民票を何通か出してもらったりもした。

特に新しい本籍地が居住地と違った影響が大きかったようだが、手続きが終わるまで2時間ほど待たされた。

15時に役所に赴き、終わったのが閉庁の17時である。

本当は免許証の住所変更なども同日に行いたかったのだが、別日にせざるを得なくなった。

そこまで時間のかかることもそうないだろうが、入籍日の予定自体も余裕を持っておいた方がいいかもしれない。

 

以上が、私が感じた気をつけた方がいいことである。

そんなこんなで夫婦となったわけだが、当然ながら何が変わるわけでもない。

変わったことは、指輪をつけるようになったことくらいである。

式がまだなので、当初は式が終わるまでつけないという話だったが、どんな心変わりがあったのか、お互いに結婚指輪をつけることになった。

はめてみた感想は、「犬の首輪みたいだな」というものである。

「野良ではないですよ、所有者がいますよ」みたいな。

これで女性から声はかからないので、私はめんどくさくなくていいと思うが。

重ね重ね、結婚って契約だなと思う。