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異呆人

毒にも薬にもならない呟き

船橋に始まり、大井に終わる

取引先との忘年会という名の下に、大井競馬場に参戦してきた。

平日の昼間から、G1の東京大賞典をあえて外しての地方参戦である。

本当は出勤してから夕方に「商談」という名目で出かけることになっていたが、プライベートのやることが溜まっていたこともあったので、掃いて捨てるほどある休みを使って1日休みにしてしまった。

本当は大井行き前日の夜に年賀状を仕上げてしまって、当日朝はランニングでもしてから行こうと思っていた。

だが当日を休みにするためにかなり残業をしてしまったので、結果的に朝に年賀状を仕上げることになってしまった。

雨が降っていて走れなかったので、ちょうど良いと言えばちょうど良い。

3時間ほど突貫で作業して年賀状を仕上げ、思い切って1Rから遊んできた。

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大井は初めてである。

というか、競馬場に来ること自体が2回目。

最初に競馬場に来たのは、競馬を初めて嗜んだ船橋だった。

初めてのG1 〜スプリンターズS〜 - 異呆人

おっさん率が高めだった船橋と違い、大井はカップルや男女のグループ、家族連れまでいろんな客層が見られた。

年末で、早くも休みになっているサラリーマンやOLもいるのかもしれない。

仕事仲間のような雰囲気の男女グループが多かったように感じた。

建物も綺麗だし、露店やなんやがいろいろあるし、知らずに連れてこられたら何のイベント会場かと思うだろう。

グループの方々は、早々に指定席の方に吸い込まれていった。

何とも快適そうな空間に見える。

勝手のわからない私は、適当にぶらぶら歩き回ってみた後、休憩スペースみたいなところでおっさんたちと一緒にレースの検討に入った。

「おっさんたちと一緒に」というか、私も立派なおっさんである。

 

雨上がりの不良馬場。

雨の中の観戦になるよりは遥かにマシだが、晴れ男の私としては、スッキリ晴れて欲しかった。

確か初めて競馬をした船橋も、雨上がりで馬場は稍重かなんかだった気がする。

そのときは稍重の意味もわかっていなかった。

そう考えると、立派な進歩と言えるかもしれない。

天気がスッキリしないだけでなく、この日はおまけに寒かった。

せっかく来たのだからとゴール前の席でレースを眺めていたが、寒風にどんどん体温を奪われていく。

 

馬券の方もスッキリしない。

1Rの新馬戦で3頭チョイスして馬単BOXとか組んでみたら、買った馬が2〜4着になるという滑り出しである。

これがこの日の命運を印象付けるようなものだった。

2Rからは馬連で流すもサッパリ。

5Rまでひたすら負け続ける。

少額とはいえ、チリも積もれば何とやら。

身体が寒くなる上に、懐もどんどん寒くなっていく。

 

ここでようやく、職場の上司・先輩、取引先の役員と合流。

身体と懐が寒さに震える窮状を訴えると、先輩がビールを買ってくれた。

なんか違う気がするが、とりあえず乾杯。

そういえば、名目は忘年会だったか。

いや、商談だった気もするが、この際もう何でもいい。

とりあえず競馬である。

そして合流してからの6Rでようやく的中。

本命とは別に買っていた穴馬のワイドだった。

ラッキーパンチでも何でも、こういうのは素直に嬉しい。

 

しかしここからまた負け続ける。

というか、どうも全員戦況が芳しくないようである。

ゴール前の席でビールなどを飲んでいたのも最初のうちで、そのうち「寒いから中で観戦しようか」ということになった。

競馬場に来てまで、TV画面での観戦である。

建物の中で寒さはかなりマシになったが、懐はどんどん寒くなっていく。

私は結局、他に最終レースでガチガチの3連複を当てたものの当然のようにトリガミで、トータル収支は諭吉1人分くらいのマイナスとなった。

他のメンツも同様のようで、「とんだ忘年会だ!」と騒ぐ羽目になった。

 

リベンジで新年会もやろうという話になったが、私は年明けからは怒涛のスケジュールが待ち構えているので参加できそうにない。

まぁまた機会があれば、競馬場にも来ることになるだろう。

次は中山だろうか、府中だろうか。

初めての大井は寒々しい思い出となったが、それもまたのちに振り返れば良い思い出になるかもしれない。

いや、やっぱり今年の嫌な記憶として忘れておくべきか。

錦糸町行きのバスに乗りながら、来年のことを考える。

家庭を持てばやはり小遣い制になるのだろうか、小遣いで馬券は買えるだろうか、隠れて買うためにPAT用の口座を新しく作り直すべきか、などなど…

うん、とりあえず、来年も隠れてでも馬券は買おう。

細かいことは、そのときそのとき考えればいい。

まずは年明けの金杯からである。

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