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異呆人

毒にも薬にもならない呟き

「この」アプリ:其の一 〜俺の嫁〜

オセロニアを引退して、ゲーム記事を書く機会がなくなった。

かといってゲームをしていないわけではなく、あれこれ手を出しては止めたり続けたりを繰り返している。

一時期ゲームを遮断していたこともあったが、ファミコン世代であり、ずっと昔から(ライト)ゲーマーなので完全引退は不可能だと思っている。

ゲームをやめても、結局ゲーム性のある別の何かに興味が移るだけである。

 

さておき、新しい企画として、これまで齧ってきたスマホゲームアプリ、または新しくやってみたものを紹介していきたいと思う。

紹介ついでに、星を付けて評価もしておく。

メジャーなものからマイナーなものまで、面白いものからくだらないものまで、いつも通り斜めに語りたい。

ネタがなくなったときの間しのぎなので、不定期更新を予定している。

ちなみに、散々記事を書いたオセロニアは外す。

 

映えある第1回は、メジャーからは程遠い、くだらな過ぎて笑える「俺の嫁」を取り上げたい。

冒頭から「くだらない」と言えるものをトップバッターにするのは我ながらいかがなものかと思うが、世の中その「くだらない」が意外と肩の力を抜く上で大事だったりする。

面白いものには熱中するし、真剣に取り組めば取り組むほど、うまくいかなかったときにストレスになる。

くだらないものは「くだらねぇw」と言いながら、隙間時間に片手間でできることが強みである。

ちょっと笑えて時間も手間も取らない「俺の嫁」は、一服の清涼剤として適していると言える。

 

ゲームの内容は簡単、ひたすら「嫁」を増やすだけである。

思わず「はぁ?」と言われてしまいそうだが、それ以上に説明のしようがない。

このゲームは、ただひたすら「嫁」を増やすことを目的としている。

では「嫁」はどうしたら増えるのかというと、基本的には放っておくと勝手に増える。

例えば「10,000嫁/秒」といった感じで増殖する。

それから、画面をタップして「婚姻届を出す」ことで増える。

こちらも例えば「10,000嫁/タップ」といった感じである。

増やした「嫁」をどうするかというと、「嫁」を消費して「嫁」をレベルアップさせることができる。

それから「嫁」を使って新しい「嫁」を解放したり、「嫁」にプレゼントをあげることもできる。

「嫁」がレベルアップしたり、新しい「嫁」が解放されたり、「嫁」にプレゼントをあげると、「嫁」の増殖速度が急速に上がる。

そして増えた「嫁」でさらに「嫁」が増える速度を上げるということを繰り返す。

ただそれだけのゲームである。

 

「嫁」を使って一度に出せる婚姻届の数を増やす、つまり1タップあたりの「嫁」の増殖速度を上げることもできるが、よほど暇なときしかタップ連打で「嫁」を増やすことはない。

基本的には放置ゲーである。

アプリを起動させた方が増殖速度は早いが、まったく立ち上げていなくても増える。

朝起きて、増えた「嫁」を使ってあれこれし、また次の朝まで放置、といった具合である。

一応、増殖速度を上げる課金アイテムがあったりするが、こんなゲームに課金することはまずないだろうし、その必要もない。

ひたすら増える「嫁」を眺めるだけである。

何が楽しいって、特に何も楽しくない。

冒頭で述べたように、限りなく「くだらない」。

 

しかし、その「くだらなさ」が面白いのである。

そもそも設定のシュールさが良い感じである。

上記のように文章にしてみると、もはや意味不明になる。

ナンセンスギャグのような趣がある。

そして、どんどん解放されていく新しい「嫁」もなかなかのセンスである。

嫁やプレゼントの説明文などが、「クスッ」と笑えるのもいい。

イラストもマイルドで可愛らしく、エロさなどはなく非常に親しみやすい。

 

そしてこのゲームをやっていると、人間は「増える」ということそのものを快感に感じる生き物なんだなと思い知らされる。

増えているのを見るだけで気持ちいいのだ。

プチプチ(エアーキャブ)を潰すことと同じように、古くて新しいカタルシスの一種と考えられる。

例えば、預金通帳を見て、預金額が増えているのを確認してニンマリする人というのは、お金の使い道をあれこれ想像して喜ぶという面もあろうが、多分に「増えている」こと自体を喜んでいると思われる。

これはいつぞや流行った「なめこ」と同じで、いずれ飽きるが意外と心の隙間に入り込む仕組みである。

 

繰り返すが、ゲーム性は皆無に等しいし、やっていてその人のプラスになることは何一つない。

つまり「くだらない」。

だが気持ち良いことは間違いないし、放置ゲーなので続けられてしまうあたりも絶妙である。

ちなみに、どんどん「嫁」のレベルを上げていけば、「嫁」のイラストをゲットできる。

私もまだ最後までやっていないが、今のところ、ゲットできるイラストのレベルが同人誌クラスかそれ以下なのが残念なところである。

 

いきなりこんなゲームアプリを叩き台にするのはどうかと思うが、「くだらなさ」を良い意味と悪い意味の両面で評価して星3つとしたい。

いや、本当に続くかな、この企画。

我ながら心配になる滑り出しである。

 

評価:★★★☆☆