異呆人

毒にも薬にもならない呟き

家計簿のつけ方

大学生の頃から家計簿をつけている。

一人暮らしを始め、収支をつける必要があったからだ。

学費は親から出してもらっていたが、生活費は全額を奨学金に頼っていた。

月8万円の奨学金から家賃・食費・光熱水道費・通信費など諸々を引けば、いくらも手元に残らない。

というか、下手すれば赤字になる。

部活動に打ち込んでいたのでアルバイトはそこまでしていなかったが、足りない分や帰省の際の交通費(大学が沖縄だったので飛行機往復3万円)はアルバイトで賄っていた。

収支が合わないことは生活が続けられない、生きていけないことを意味する。

家計簿くらいつけようかという気になる。

 

何かの折に「家計簿をつけている」言うと「マメな人ですね」と言われることがあるが、別に大したことをしているわけではない。

最近まではずっとexellでつけてきた。

家計簿くらいの単純な表計算機能なら、exellに疎い私でも簡単に使える。

それも費目を細かく分けるのでなく、「食費」・「日用品」・「その他」(車を持っていた頃は「ガソリン代」)しかなかった。

ほぼ毎日、家に帰るとレシートを財布から引っ張り出して打ち込む。

時間なんて1分,2分くらいしかかからない。

惜しむほどの手間でもない。

 

意外とそうやって収支が「見える化」されると、節約しようという気になる。

貯蓄が少しでも増えると嬉しくなる。

まぁ学生の頃はほとんどトントンで貯まらなかったが。

仕事を始めてからも家計簿をつけ続けたが、貯蓄のためというより、そうやって貯めたお金を奨学金の繰上げ返済に充てるためだった。

月8万円×12ヶ月×4年で384万円。

利子を含めればおよそ400万円ほど。

それを6年ほどで繰上げ返済できたのは、そうやって節約してやりくりしていたからである。

人から見れば倹約家というか、ほとんどケチと呼ばれるレベルかもしれない。

 

最近は家計簿アプリを使っている。

exellだと家に帰ってからまとめて入力することになるが、アプリだと使ったその場でスマホから入力することができる。

非常に便利である。

いろいろな機能が付いているものもあり、各アプリによって異なるので、自分にあったものを選ぶのがいいだろう。

金融機関の口座残高と連携する機能とか、レシートを写真で撮ると自動入力してくれる機能とか、家計分析してくれる機能とかetc。

最近は家計簿アプリもたくさん出ているので、比較サイトなどもあるかもしれない。

気になる方はgoogle先生に聞いてみてほしい。

私は日経新聞の土曜日の特集記事のランキングを参考にして選んだ。

 

ちなみに私はマネーフォワードの家計簿アプリを使っている。

一番便利なのは、金融機関との連携機能である。

銀行口座であれば、引き落としがあったこととその内容が自動で入力される。

ネットで残高照会のできる銀行に限られるが、メガバンクやゆうちょ銀行はネット連携できるし、最近は都市銀行や地銀でもできるところは多いのではないだろうか。

クレジットカードも使用した内容が自動で入力される。

それをあとから見て費目を割り振ればいい。

一度費目を割り振った支払先は、以後も同じ内容で自動入力されるので便利である。

プリペイド電子マネーも、ものによっては連携可能である。

nanacoWAONは連携できる。

私が手入力しているのは現金支出とプリペイド機能しかないPASMOだけである。

 

マネーフォワードは、確か無料機能でも10金融機関までは連携できたと思う。

私はカード持ちなので月500円の有料会員になっている。

口座が3つ、クレジットが4枚、電子マネーnanacoWAON,PASMOだけでなく、suicaicocaも使っている。

それぞれに使い道があって理由があるのだが、気が向いたらそれは別のところで語ることにする。

とにかくカードの種類が多くてほとんど現金を使わない私のような人間にとって、カードの使用内容が自動で家計簿に入力されることはありがたい。

あとカード利用額が一目でわかり、引き落とし額が確定すると教えてくれるのも便利である。

 

他にもいろいろな家計分析機能が付いているが、私はシンプルに家計簿としてしか使っていないので、他の機能はほとんど使っていない。

機能はアプリによっていろいろあるので、比べてみて自分に合うのを使えばいいと思う。

私は連携金融機関の数が多かったからマネーフォワードにした気がする。

別に回し者でもアフィっているわけでもないので、気になる人だけ参考にしてくれればいい。

 

今の会社で何かの拍子に家計簿をつけているという話をしたとき、女性陣から「細かそう」と敬遠された。

それは多分に私が仕事上で細かいせいもあろうかと思うが、家計簿くらいで大袈裟だなと思う。

別に余裕綽々で生活をしていて、家計簿などつけなくても大幅に収支がプラスなら、家計簿なんてつけなくてもいいと思う。

私も奨学金の完済に目処がつき、収支が間違いなく赤字にならない状態になった頃、1,2年は家計簿をつけていないときがあった。

今また家計簿をつけ始めているのは、結婚に向けてお金を貯めなければならなくなったからである。

 

金額目標を持って貯蓄する人間と、毎月の収支が赤字もしくはトントンくらいの人間は、家計簿をつけることを強くお勧めする。

雑に収支管理していると、お金なんて流れ放題流れて出て行く。

将来にわたって貯蓄の必要性がなく、今さえ良ければそれでいいというなら構わない。

ただお金の流れをコントロールできなくて泣くのは、未来の嫁や子供や自分自身だったりする。

私はどうせ生きるなら後悔しないように生きていきたいと思っている。

それは今やりたいことをやって未来に後悔しないようにするだけでなく、今やるべきことをやって未来に後悔しないようにすることも含まれる。

要は、よく考えて生きていけ、ということである。