異呆人

毒にも薬にもならない呟き

学校でセックスを教えればいい

性犯罪事件の話を聞くたびに、そんなことをする奴は去勢してしまえばいいと思う。

そう思う人は結構多いと思うのだが、それが刑罰として法制化されることはないだろう。

身体の機能を奪うことは、明確に憲法に反する。

日本が民主的で法治国家であるが故だ。

それで守られるものと、守れないものがある。

 

私は男性なので女性のことはわからないが、男性の性欲というのはほとんど暴力的である。

それは暴力をもって発露されるという意味でなく、それくらい強烈な衝動であるという意味である。

個人差はあるだろうから、ちょっと極端な書き方かもしれないが、少なくとも私はそう感じるくらいの欲求を持っている。

だから性犯罪者の感覚はわかる。

そういった人間との違いは、自分をコントロールできるかできないか、それだけである。

人間は生物なので性欲があるのは仕方がない。

できるのは、一線を踏み越えた人間に対する処罰だけである。

まぁ、だからこそ厳罰化が必要だと思うのだが。

 

よく事件が起こると、例えば犯人の家に同種の趣向のAVがあったとかで、性風俗産業が批判される。

これは猟奇殺人事件におけるスプラッタ作品も同じ扱いを受ける。

だからそういったものを規制すればいいという主張をする人がいるが、私は効果に疑問を感じる。

そういった作品を見るから、そういった人間になるわけではない。

そういった嗜好を持つ人間がいるから、そういった作品が作られるだけである。

妄想が先にある。

それを間接的に実現するのがフィクションである。

直接的に実現すると犯罪になるような妄想を間接的に実現することは、単なる欲求の昇華である。

犯罪の抑止に繋がると言えば言い過ぎだが、さほど槍玉に挙げられるようなものでもあるまい。

 

最近、強制的にAVに出演させられた女性の話が報道されていた。

論外である。

悪いものは悪い。

ただ、だからAVや性風俗産業全般が悪ではない。

いや、黒いその筋の人たちもたくさんいる世界なのであまり擁護する気はないが、法律で線引きして取り締まり、それを守っている分には良いのではないだろうか。

AV出演も意に反するから問題なのであり、進んで出演するのは問題ない。

AV女優なんだか、お茶の間に登場するタレントなんだか、よくわからない女性が最近増えているように思う。

 

何度か吉原や中洲に行ったことがある。

そこで身体を売っているのは、普通の女性である。

私が会った女性は皆、手っ取り早くお金を稼ぐためにそこで仕事をしていた。

需要と供給である。

身体を売ってまで金の欲しい人間がいて、金を払ってまで身体の欲しい人間がいる。

もしそこに問題があるとするなら、生きていくために不本意ながらそこで仕事をする人間がいることだろう。

このご時世、そんな事情のある人間がどれほどいるのか知らないが、それは産業そのものの存在を批判するのでなく、そんな事情のある人間が存在する社会的背景こそ批判されるべきだろう。

貧困や女性が稼げない状況を改善しない限り何も変わらない。

 

以前にも度々書いているが、悪は言い訳のしようもなく悪である。

犯罪者や犯罪とまではいかずとも女性を喰い物にする輩は悪である。

そして悪は消えないし、容赦ない。

自衛しないから悪いというのは暴論だが、自衛は必要である。

安易に身体で稼ごうとするからどツボにハマる。

甘い蜜は獲物を集めるために塗られる。

それが金なのか、モデルになれるという話なのかは知らないが、まずは疑ってかかるべきだろう。

女性は非力だからこそ、より周到でなければならない。

 

AVでも、女性の身体に害の及ぶようなアブノーマルなハードプレイは、もうちょっと規制してもいいのではないかと思う。

もしそれを法制化するとしたら、例えばバイブは良いが胡瓜はダメとか、具体的に書くことになるのだろうか。

あと、アブノーマルなものがあるからには、ノーマルなものは何かという性教育をもっとしっかりやってはどうだろう。

現状の保健体育で身体の仕組みは教えても、セックスの仕方は教わらない。

残念ながらほとんどの男性は、AVで自学自習する。

その内容が間違っているというのなら、正しいものは何かと教える必要があるだろう。

意外と良いかもしれない。

日本は性に関する話題がタブーになり過ぎている。

文科相性教育の専門部署とか作れば面白い。