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異呆人

毒にも薬にもならない呟き

COSMONAUT

先日、彼女の家に遊びに行った。

道中の電車で、隣の座席に大学生くらいの男の子と母親らしき人物が座っていた。

携帯電話の名義がどうだとか、借りてるアパートの保証人がどうだとか、お父さん名義になっているそれらを変えなければいけないとか。

スマホゲームをしながら片耳で聞いて情報を整理すると、たぶん父親が何かやらかして離婚でもするのだろう。

その後の対応について話し合っている親子の会話らしかった。

今日も日本は平和で不穏だなと思った。

 

彼女は部屋で音楽を流してくれた。

私に気を遣ったのか、以前貸したBUMPのアルバム、「COSMONAUT」だった。

最近音楽を聴く機会がめっきり減っている。

好きな曲だけはiPodで持ち歩くこともあるが、最近はそれすらしなくなった。

少し疲れているのかもしれない。

「COSMONAUT」を最初から通して聴くとなると、すごく久しぶりだった。

この頃のBUMPの曲はすごく優しいなと思う。

所々、思い出すようにして、私の琴線に触れるフレーズがあった。

忘れないうちに、1曲に1つずつだけ書き留めておく。

 

・三ツ星カルテット

「悩める誰か置き去りにして 世界は大概素晴らしいらしい

 夜に色が付くまでに 秘密の唄を歌おう」

 

R.I.P.

「同じもの見られたら それだけでいい

 同じ気持ちじゃなくても それだけでいい

 変わっていくのなら 全て見ておきたい

 居なくなるのなら 居た事を知りたい」

 

・ウェザーリポート

「触れないのが思いやり そういう場合もあるけど

 我ながら卑怯な言い訳 痛みを知るのがただ怖いだけ」

 

・分別奮闘記

「燃えますよ 灰に出来ますよ

 あなたがそうしたくないだけなのでは」

 

・モーターサイクル

「わざわざ終わらせなくていい どうせ自動で最期は来るでしょう

 その時を考えても意味が無い 借りてきた答えしか出てこない

 現実派気取りじゃないなら どんな時間が無駄か解るでしょう

 死んだ魚の目って言われても 心臓はまだ脈を打つ」

 

・透明飛行船

「優しさの真似事のエゴでも

 出会えたら 無くさないように」

 

・魔法の料理〜君から君へ〜

「期待以上のものに出会うよ でも覚悟しておくといい

 言えないから連れてきた思いは 育たないままで しまってある」

 

・HAPPY

「終わらせる勇気があるなら 続きを選ぶ恐怖にも勝てる

 無くした後に残された 愛しい空っぽを抱きしめて」

 

・66号線

「僕にだってきっとあなたを救える 今でも好きだと言ってくれますか

 あなたを無くしても僕は生きていく それでも信じていてくれますか」

 

セントエルモの火

「言いたい事は無いよ 聞きたい事も無いよ

 ただ 届けたい事なら ちょっとあるんだ」

 

・angel fall

「一人減った未来を 一人多かった過去を 抱きしめた胸に 今もある星を」

 

・宇宙飛行士への手紙

「今もいつか未来になって 取り戻せなくなるから

 それが未来の 今のうちに ちゃんと取り戻しておきたいから」

 

・イノセント

「地球は綺麗事 君も僕も誰でも何でも

 君の嫌いな ただのとても 綺麗な事」

 

・beautiful glinder

「もう答え出ているんでしょう どんな異論もあなたには届かない

 もう誰の言う事でも 予想つくぐらい長い間 悩んだんだもんね」

 

本当は一つ一つにコメントしていきたいくらいだが、膨大な量になるのでやめておく。

ときに自分のことを言い当てられているようで、ときに自分の気持ちを代弁してくれているようで、それでいてこんなに綺麗な言葉になるのだから、私はやはりBUMP OF CHICKENが好きだなと思った。