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異呆人

毒にも薬にもならない呟き

もはや掃除機は武器と化した

お題

今週のお題「マイベスト家電」

 

学生時代から一人暮らしはもう13年目になる。

一人暮らしが長くなると、家電も少しずつ買い換えが進む。

洗濯機は3台目だし、炊飯器やアイロンは2台目である。

その中でも一度も買い換えていない10年選手が3つある。

冷蔵庫、電子レンジ、掃除機である。

私は勝手に家電三銃士と呼んでいた。

すべて、今は落日のシャープ製である。

なかなか良い仕事をしていたものだ。

 

今の部屋は電源配置や間取りの都合で、冷蔵庫を居間に置かなければならない。

静粛性にかなり問題があるため、買い換えを検討していた。

ところが、先に掃除機が動かなくなった。

スティック型のサイクロン式で、ワンルームの掃除にはちょうど良く重宝していた。

紙パックが不要でダストカップの掃除だけでいいのも便利だった。

故障の原因は、そのダストカップにゴミを吐き出す回転部分に、ゴミが絡まっていたことだった。

どう頑張っても、絡まったゴミが取れない。

諦めの早い私は、もう寿命だと自分を諭して、新しい掃除機を買うことにした。

 

「将来は君も使うかもしれないから」と、未来の嫁と家電量販店に向かった。

掃除機のコーナーに足を運んで見て回ると、各家電メーカーの担当者が待ち構えていて、あれこれ自社製品の特徴を教えてくれた。

もともとコードレス式を検討していた。

ネットでコードレスの掃除機を勧める記事を見て、確かに良さそうだと思っていたからだ。

実際に見て、使って回ると、コードレス式の掃除機の軽さと取り回しの良さは特筆すべきものだった。

電池のもちが気になったが、各社ともカタログ性能では問題なさそうである。

なお、ロボットタイプはちゃんと掃除できているのか不安になるので、最初から除外した。

 

結局、慎重な未来の嫁と何度も売り場を右往左往して、エレクトロラックスエルゴラピードという掃除機を買った。

決め手は操作性の良さである。

重くもなく軽くもなく、ちょうど良い。

ヘッドがクルクル動くのも面白かった。

グレードが2種類あって私は安い方でいいと思ったが、未来の嫁の希望で高いものにした。

性能は電池容量の差による稼動時間と充電回数の違いだけ。

あとはオプションノズルが高いものには沢山付いてきた。

未来の嫁は布団用ノズルが欲しかったらしい。

まぁ長く使えばいいかと思い、大人しく折れた。

 

実際、家に置いて使い始めると、一気にお気に入りの家電になった。

売り場ではまじまじと見てはいなかったのだが、よく見ると形状がカッコイイ。

なんかビームでも出そうな形をしている。

一世代前の白物家電と違い、置いてあるだけでも様になる。

何よりカッコイイと思うのが、ダストカップ部分が外れて、小型のハンディクリーナーになるギミックである。

ガンダムにおけるコアファイターとでも言えばいいだろうか。

合体ロボット好きの男子の心をくすぐる。

 

もちろん見た目だけでなく使い勝手も良い。

ハンディクリーナーとノズルを組み合わせれば、ソファや布団、高所の埃取りもできる。

ヘッドがクルクル回るのは、実際使ってみると若干鬱陶しい気もするが、取り回しは良い。

コードレスも便利である。

ワンルームでも家具にコードが引っかかったりしていたが、そういうストレスがなくなるだけでも素晴らしい。

 

吸引力はよくわからないが、問題なさそうである。

うちはフローリングと毛足の短いラグしかないので、そもそも吸引力は求めていない。

いつもパワーは弱で使っている。

懸念していた電池性能だが、ワンルームだったら1目盛り分使うかどうかである。

普通、そんなに連続使用しない。

3LDKや4LDKで、毎回充電が必要になるくらいだと思う。

そもそも毎日掃除機をかける訳ではないので、充電可能回数も気にしなくていいと思う。

多分、電池がダメになる頃には、掃除機自体が買い換えの時期だろう。

 

エレクトロラックスが良いかどうかは個人的な好みもあるが、コードレス式の掃除機の良さはかなりのものだと感じている。

電池性能は各社ドングリの背比べで、あまり気にしないでいい気がする。

なので売り場で実際に使ってみて、気に入ったものが一番良いと思う。

それにしても、家電の性能の進化には目を見張るものがある。

私には掃除機がビームランチャーにしか見えない。

そのうち本当にビームの出る、護身用掃除機とか開発されるかもしれないな。