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異呆人

毒にも薬にもならない呟き

無国籍的方言になりつつある

お題

今週のお題「方言」

 

何となく、特にネタもなかったので、お題を選んでみた。

私は生まれも育ちも大阪なので、方言は基本的に関西弁である。

関西弁と言っても、各地方によって細かく違ったりするのだが、この際それはどうでもいい。

なんせ私は関西人ながら関西要素が薄いのだ。

 

小学生のころから、何の根拠もなく「転校生?」と言われていた。

顔立ちとか雰囲気とかが関西人っぽくないということもあるが、そもそも方言自体が薄かったように思う。

TVとか本とかの標準語の影響かもしれない。

とにかく、その後の人生において、大阪出身だということを見抜けた人はほとんどいない。

 

沖縄に住んでいたころは、方言にかなり面食らった。

とても違和感のあるイントネーションや言い回しをしたりする。

オバアやオジイの話す言葉にいたっては、英語より聞き取りづらく難解である。

 

これまでに住むところは転々としてきた。

その度に新しい方言に触れ、たくさんの驚きや興味を抱いた。

そのせいもあってか、今は最早自分の話す言葉がどの方言なのかわからない。

地元に帰って関西弁を使っているつもりでも、「何か違う」と言われることがよくある。

それが少し悲しくなるときもあるが、逆に言えば、その没地域性こそが自分のアイデンティティだと言えなくもない。

 

たくさんの方言に触れてきて思うことは、言葉は人の生活に根差しものだということである。

だからあちこち自由に動き回る生活をしている私には、方言が根付かないのかもしれない。

ボーダレス人間だということで。