異呆人

毒にも薬にもならない呟き

働き方がブラック

久しぶりに土日に仕事が入り、1週間と1週間が繋がって11連勤になった。

以前はそんなこともしょっちゅうで、過去最高は20連勤までこなした。

総務からは「(労働基準法の)4週4休だけは守ってくれ」と言われたことがある。

ワーカホリックではないが、昔からハードワーカーではあると思う。

 

最近は体力的に少しずつ辛くなってきているので、できるだけ連勤は避けている。

今回は急な仕事で休みを作るスペースがなかった。

うちの会社は休日出勤すると振替休日を取得することになっている。

私は過去からのストックが30日以上残っている。

振替休日を買い取る仕組みはなく、代わりに年度が変わっても消滅しない。

振り替えられないので、雪だるま式に増えていく。

 

加えていうと、出張手当がない。

しかも出張時は定時勤務扱いとなる。

ほぼ毎日出張の私は、勤務記録上はほぼ毎日定時勤務である。

さらにうちの勤務時間は法定労働時間より短く、その差がみなし残業のように残業代の出ないバッファとして規定されている。

毎日定時勤務の私はほとんどバッファを消費せず、たまの休日出勤はみなし残業扱いになることが多い。

 

こう書くといわばブラック企業のようだが、実際には出張手当代わりに宿泊費が固定で、経費精算の規定も緩い。

頭をひねって頑張れば、残業代分くらいは捻出できる。

割が良くないのは間違いないが。

 

昔いた会社でも、残業時間が月80時間を超え関東で3番目だったので、会社からヤリ玉に挙げられたことがある。

ちなみに私より上位の2人は、月100時間を超えて強制健康診断だった。

会社としては残業を減らしたかったようだが、根本的な業務の見直しなしにただ残業だけヤリ玉に挙げても何も変わらない。

その頃は残業代が毎月固定で基本給の25%という設定だったので、実質的にはサービス残業と変わらなかった。

ブラック企業といえばそうだったかもしれないが、もっと酷いところがあると思って自分を納得させていた。

繰り返すが、ハードワークが嫌いでないことも大きい。

 

私は自分の仕事に納得したいタイプなのだ。

仕事の質が一定以下であることが気に入らない。

だから納得できるまでやることは厭わない。

私が考える質というのは速さや量も含むので、単純に時間をかけて良いものに仕上げるという意味ではない。

できるだけたくさんの量をできるだけ速く、できるだけ高い質で提供することの総体が仕事の質だと思っている。

そのハードルは他人に言わせればストイックに高いらしく、だから没個性的なのに真似出来ない仕事になるそうだ。

 

何度か転職しているが、仕事の話をすると「それはブラック企業ではないか?」と疑われることがある。

私は、ブラック企業ではなく、私の働き方がブラックだと答えている。

ただ企業には、そういった個人の努力に甘んじず、その努力にしっかり報いるか、もっと構造的に問題が解決するようにシステムを作り直してほしいと思う。

私が転職した理由は、ハードワークが嫌だったのではなく、ハードワークに報いる会社の仕組みがなかったからである。

 

今もそれに関しては微妙なラインで、ときどき転職を考えないでもない。

ただ、年齢やこれからの人生設計を考えたとき、取れる選択肢はどんどん少なくなってくる。

で、結局、不満を垂れ流しながら生きていくのだろうな。

そのくだらなさが人生の味かもしれないと最近思う。