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異呆人

毒にも薬にもならない呟き

哲学の効用

私は大学では地理学を専攻していた。 学部学科の統合が流行って、さらに学際的研究が持て囃される昨今、最早何を学ぶのか不明な学部が多い。 私がいた学部もカバー範囲がかなり広かったが、学科としては旧来の文学部系統が何でも学べるような場所だった。 私…

戦略と戦術

最近、うちの会社の社長が暴走気味である。 今までの経緯や積み重ねてきた議論を無視した施策を打ったり、昨日言ってたことが今日変わっているといった事態が起こっている。 一つ一つの言ってることは正論であるし、それほど間違ってもいないのだが、タイミ…

孤立と孤独

人は独りではないと言われたりする。 あるいは一人では生きていけないと。 それはその通りで、今の世の中、誰とも接点を持たずに生きていくことはかなり難しい。 学生の間とか、親が健在で一人引き篭もっている間とかなら割と可能かもしれないが、それは期間…

人と人はわかり合えないから

人と人はわかり合えないと思っている。 高校生のときくらいからずっと。 当たり前の話ではあるのだが、別々の人間である以上、考え方も感じ方も様々である。 どれだけ想像してみたところで、それは想像でしかない。 ある程度の長く時間を共にすれば、相手の…

宗教の有用性

私はポリシーをもって無宗教を公言している。 そう言うと、宗教そのものに批判的であると勘違いする人がいるが、そうではない。 宗教は有用だと思う。 ただ私には必要ないと考えるだけである。 ちなみに私の両親は仏教徒である。 しかもそれぞれ違う宗派の仏…

死ぬということ

先日の地震で多くの人が亡くなった。 東日本大震災ほどの大惨事ではないかもしれないが、大きな被害が出ている。 人的あるいは物的被害の大小はあるかもしれないが、被災した人にとっては被害の程度の話ではなく、もっと切実な問題である。 とりあえずは、亡…

生きる意味なんてない

高校時代、大学時代は自分が「なぜ生きるのか」ということばかり考えていた。 ある出来事をきっかけに、自分の価値観を自分で定めると決めてから、私が真っ先に疑ってかかったのは、「良い学校に入って、良い会社に入って、幸せな家庭を築く」という考え方だ…

自己啓発本の罠

私は自己啓発本が嫌いだ。 これはもう理屈というより、好き嫌いのレベルで嫌いだ。 こうすれば仕事がうまくいくとか、お金が儲かるとか、心が楽になるとか、まぁ何でも良い。 要は、やり方を押し付けられるのが嫌なのだと思う。 一概に押し並べて嫌いと言っ…

美術鑑賞と感動

森アーツセンターギャラリーの「フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展」を見に行ってきた。 正確に言うと、見に行こうと美術館の目の前まで行って、やめた。 森アーツセンターギャラリーは初めてだったのだが、展望台と同じ高層…

異文化コミュニケーション

初めてJR草津線に乗った。 群馬の温泉地の草津ではなく、滋賀の草津である。 高速道路を使えば、名神と新名神の接続する草津JCTはよく通るが、駅で降りることは初めてだった。 電車の路線もいくつか乗り入れる交通の要衝である。 まぁ用件は仕事で、たぶん電…

ファミレスに漂う人生

仕事が1件ドタキャンになり、次のアポまで時間が空いたのでファミレスに入った。 厳密には次のアポがファミレスでの商談だったので、少し早めに入っただけである。 昼過ぎだったが、遅いランチを取る客が多かったのか待つことになった。 私はタバコは吸わな…