異呆人

毒にも薬にもならない呟き

随想

3年分のコンタクトレンズとボラティリティ

妻がコンタクトレンズを買った。 と言っても、もうずっとコンタクトレンズのはずである。 たまに眼鏡をかけていることもある。 それ以外のときにコンタクトレンズをつけているかどうかは、見ただけではわからない。 妻の自己申告によると、一番多いのは何も…

我慢のしどころ

最近の世の中の傾向として、「我慢」が軽視されている気がする。 「我慢することは良くない!」、「自分に素直に!」みたいな。 なんだか安直だなと思う。 本当に世の中が我慢せずに生きていける人たちばかりなら、たぶんそもそも「我慢」なんて言葉は存在し…

ダブルベッドと妻の寝相

妻の寝相が悪い。 特に暑いこの季節は、ベッドの上でもがいてゴロゴロしている。 一応、冷房はつけてある。 妻は当初、冷房をつけたまま寝ることを嫌がったが、今の家は大通りに面していて窓を開けて寝るとうるさいので開けられない。 それに暑いのを我慢し…

祭りが嫌い

妻と花火大会に行った。 今住んでいるところの近く、歩いて10分程度の漁港で行われる。 首都圏の数ある花火大会の中ではそれほど大きいわけではないが、それでもそれなりに人出はある。 会場まで歩いていくこともできるが、人が多そうで嫌だったので近くのビ…

夏祭り

妻の地元の祭りに参加してきた。 義父のたっての希望である。 妻の地元は漁師町で、神事と大漁祈願を兼ねたローカルな祭りが毎年催されているらしい。 白い装束と法被を着て、神輿を担ぐとのことだった。 身長はそこそこ高いが線の細いマッチ棒のような私は…

平等でも公平でもない世界で

世界は平等にも公平にもできていない。 人間だって生まれたときから、人によって様々なビハインドを背負う。 生まれつき四肢がない場合もあるだろうし、貧困家庭に生まれることもあるだろうし、紛争地帯に生まれることもあるだろうし、生まれて3日で死ぬこと…

群れない奢り

同僚とビアガーデンに行ってきた。 仲の良い同僚が、家庭の不満というか、ストレスを溜め込んでいたので、ガス抜きに部署の若手で連れ立って出かけた。 池袋の商業施設の屋上にあるチープなビアガーデンで、料理は大して美味しくはなかったし、風の強い日で…

光陰矢の如し

先日、大学の仲間のグループLINEに、先輩が自分の娘の写真を上げてきた。 運動会の組体操、三重の塔の一番上で、真剣な表情で前を見据えている。 どの子と言われなくてもすぐにわかった。 なんせ顔が奥さん、つまりその子のお母さんにそっくりだったからだ。…

神でも仏でもご自由にどうぞ

出張帰り、新幹線を降りて在来線に乗り換えていた。 ちょうど休日出勤の帰り道。 いつもなら空いている時間の空いている路線だが、行楽帰りらしき人がポツポツ乗っていて、座れるが混雑しているといった感じだった。 自分が少し疲れているのを感じた。 だか…

世界に対する効力感

新聞を読んでいると、ナイトプールの話題が記事になっていた。 ホテルなどのプールを、夜などに一般開放するようである。 お値段はお手頃とは言えないが、高級ホテルのオシャレなプールでちょっとリッチな気分で遊べますよ、というのが売りらしい。 写真撮影…

気持ち悪い

エネルギーが内側に向かっているのを感じる。 内側に向かうのは良くない。 有り余ったエネルギーは心身を蝕む。 身を喰らうような感覚がある。 外に向けて発信しなければならない。 身体を動かす。 運動でなくてもいい。 料理でも、ゲームでも、読書でも何で…

価値なんて存在しない

世の中には「良いこと」と「悪いこと」があるわけではない。 ある事象を「良い」と判断する人間と、「悪い」と判断する人間がいるだけである。 普遍的で絶対的な価値が存在するわけではなく、個々の人間の価値観が存在するだけである。 だから方々から批判さ…

スポーツの熱量とドラマ

家の近くの蔦屋では、漫画レンタルができる。 前の家の近くでもあったし、新潟に住んでいた頃もよく利用した。 最近では漫画レンタルのある店の方が多いのかもしれない。 漫画は好きだが、さほど熱心に読む方ではない。 買って手元に置いておきたいとは思わ…

ある休日

目的もなく、平日に休みを取った。 休日出勤する予定があったので、その振替である。 やるべき仕事はたくさんあるので、振り替えずに通常スケジュールで仕事をするという選択肢もあった。 だが、ここは無理をするところではない。 野球で言えば、日本シリー…

今日という日を生きる

普段の生活の中で、世間一般というざっくりとした括り方をする場合の世間一般の多くの人には、危機意識というか覚悟がないなと思う。 それは生きる覚悟であり、その裏表としての死ぬ覚悟である。 人生というものを道のりに例えるなら、その路傍の其処彼処に…

料理当番

先日、妻の友人がランチョンマットを作ってくれた。 食卓の食器の下に敷くやつである。 手作りだったがとても上手な作品で、洒落ているのに温かみがあった。 妻は喜んでその上に料理を並べ、それを写真に撮って義父にLINEで送った。 義父はランチョンマット…

「星に願いを」という人の業

「湘南ひらつか七夕まつり」に行ってきた。 湘南エリアに住んでいるのでとても近いことと、妻の友人が夫婦で遊びに行くらしく、会って少しおしゃべりするだけだが一緒に行きたいと言われたのが理由である。 私はお祭りがさほど好きではない。 人が多い。 夏…

写真と文章

フォトジェニックという単語がマイブームである。 私はこれを「写真映えする」という意味に受け取っている。 私は写真をあまり撮らない。 写真映えのする被写体に興味があるわけでもない。 ただ単に「フォトジェニック」という単語の響きが好きなだけである…

睡眠負債、睡眠夫妻

もう数年前から、「今日は身体の調子がいい!」ということがなくなっている。 まぁ、30歳過ぎればみんなそんなものかもしれない。 特に私は20代の頃は無茶な生活を平気でしていたので、その反動が出ているのかもしれないと思っている。 例えば、ファミレスで…

「なぜ生きる」と「どう生きる」

私は生きる意味なんてないと思っている。 syuten0416.hatenablog.com 私は何かのために生きているわけではないし、使命だとかそんなものはご都合主義の産物だと思っている。 生まれ落ちたら、死ぬまで生きるのが生物である。 人間は、理由とかあれこれ考える…

エグゼクティブには一生なれない

先日、社長と同行営業をした。 トップセールスというより、就任したばかりなのでただの挨拶回りである。 社長と一緒に外回りをするなんて、良いことはほとんどない。 せいぜい、食事を奢ってもらえることくらいだろうか。 基本的には気を遣うことが多いので…

ネットの意見はマジョリティか?

ごくたまに暇で暇で仕方がないとき、「はてなブログ」や「はてな」のトップページを覗くことがある。 他に時間の使い道があるので、私は新聞を読む以外は自分から情報収集することはあまりない。 「はてブ」や「はてな」を覗くのは、情報収集というよりは、…

好きな言葉

私の行動基準や行動規範というのはとても複雑で、座右の銘などと言われても相応しいものがパッと出てこない。 複雑なものを丸まま飲み込んだものが自分であり、自己矛盾を許容することを是としている。 ただ、好きな言葉というのはある。 「強くなければ生き…

好きと執着

最近、親友が欅坂46にハマり始めたらしい。 かなり今更感はあるが、「サイレントマジョリティー」のMVがカッコいいと言っている。 私はそういうグループが最近できたことくらいは知っていたが、どんなものなのかは知らなかった。 「そういえば、紅白に出てた…

労力は明確にコストである

疲れていると感じる。 最近はさほどハードワークしているわけではないが、休みの日にきちんと休んでいる感覚がない。 結婚式の準備をしたり、マラソン大会に出たり、妻に付き合って出かけたり、何かしらガチャガチャと動き回っている。 半分くらいはやらなけ…

自然と人工

「自然」と「人工」を対比させる考え方は人間の思い上がりだなと思う。 「自然」に対して「人間」あるいは人の手による「人工」を置くことは、人間が自然の一部であることを無視した考え方だと感じる。 人間を自然の一部とみなすなら、人工物は「自然の営為…

宗教と科学

死ぬということ - 異呆人 宗教の有用性 - 異呆人 死後の世界という発想が嫌いだ。 輪廻転生も同じくである。 死してなお自分の意識があること、こんな風にくだらないことを考え続けなければならないことは拷問ではないだろうか。 死後の世界という発想は、人…

優しさと合理性

最近、結婚式の打ち合わせで妻と行動を共にしていると、「とても優しい(優しそうな)彼ですね」と言われることがある。 結婚式のあれこれに関して、妻の好きなようにさせていることについて言われるのであれば、それは私が考えるのがめんどくさいというのが…

SNSと自己承認欲求

最近、facebookの更新が少なくなっている。 以前は1週間に一度くらいは定期的に更新していた。 今は何か特別なことがあった場合に、少し更新している程度である。 理由は単純で、今までfacebook(以下、fb)に書いていた雑記に近いものを、今はすべてこのブ…

親離れ、子離れ

先日、妻と外食した。 妻が好きな、ちょっとオシャレな丼物屋である。 正午に予定があったので、11時の開店と同時に店に入った。 平日だったこともあり、客も少なかったのだが、ちょうどすぐ後に入ってきたご婦人2人組がうるさくて難儀した。 片方の女性が一…